恋するつぶやき

恋する不安が少しでも落ち着きますように。彼のキモチと彼女のココロについてつぶやくブログです。

カテゴリ:忙しい彼 > 連絡無精な彼

彼の気持ちを
理解しなければいけないと思うと

それはなかなか苦しいことです。




たとえば
「忙しすぎてしんどい
 (だから連絡できない)」
という彼の気持ち。

日々のタスクとノルマに追われ
ギリギリで余裕が全くない、
それでも全然追いつかなくて
息をつく暇もない、

というのは
理解できるとしても

「だから連絡できない」
ということを
彼女が理解することは
なかなか難しいことなのです。

女性というのは
どれだけ忙しくても
好きな人のことはいつも頭にあるもので
ほんの一瞬の合間をみつけて
連絡することだってできるのです。

自分の状況に関わらず
「どうしてる?」
「こちらは元気だよ?そちらはどう?」
と気づかうことが

女性にとっては何よりも大事な
愛情の表現だからです。



そんな女性が
「忙しくて連絡できない」
という彼の状況、彼の心理を
理解しようといくら努力したところで

「わからない」となります。

忙しくても連絡するのが自然なのに
忙しいから連絡しない彼のことを
どうやって理解したらいいのか。

わかろうとしてもわからない。
どうしても腑に落ちない。

そういうことがよく起きます。



彼を理解しようとしているとき、

彼女は
「共感したい」と思っていて

それはつまり
「彼の気持ちに同意したい」
「彼の気持ちとそっくりを理解したい」
「彼のように感じたい」
と考えてしまいがちだけれど

〈共感〉とは
相手が感じるように自分も感じること
では決してないのです。

違う人間なのに
そっくり同じ感情を抱けるなんて
そもそもそう考える方がおかしいので

そうではなく

自分の
「忙しくても連絡したい」
「いつもどんなときも相手を気づかいたい」
という感情や思いは
そのままに大切にしながら

彼の
「忙しすぎて連絡できない」
「しばらく仕事に集中したい」
という感情や思いを
そのまま受けとめること、

それが〈共感〉のはじまりです。
彼を理解するための
はじめの一歩。





「連絡できなくてごめん。
 忙しくてなかなか暇がなくて」
と彼が言ったとき

「そうなんだね」とただ受けとめること。

そんなにも忙しいんだね。
ほんとうにギリギリなんだね。

彼の言葉をそのまま受け取って
そのことを受け入れること。

受け入れるその一方で
「私だったら忙しくても連絡するのに」
と思うならそれはそれでいいのです。

その気持ちは間違いじゃないし
彼に同調するために
自分を押し殺そうなんてしなくていい。

ただし
自分の気持ちにも
自分自身が共感すること。
そうなんだと受け入れること。

そしてもっと言うならば
受け入れるだけで済まさずに
もう少し自分の気持ちを感じてみる。

「私だったら忙しくても連絡するのに」
「それが愛情の強さだと思うから」
「だから彼が連絡してくれないのが寂しい」
「私は寂しいんだ」
「愛されてないかもって思ってるんだ」

そんな風に
自分の感情に寄り添ってみること。

〈共感〉とはそういうことです。




そうやって
自分の感情のひとつひとつを

やり過ごさずに
丁寧に
じっくりと感じていくことは

彼に対する〈共感力〉をも育てます。

「忙しくて連絡できない」という彼に

忙しいんだね。
そんなにギリギリなんだね。

とまずは受け入れる。
そしてそこから

忙しさをわかってほしいんだね。
誰かに共感してほしいんだね。

とさらにもう一歩近づいて、
彼の気持ちに寄り添ってみる。

そういうことが
もっと自然に
ごくごく当たり前に
できるようになります。




胃が痛くなった人がいたとして

最初は
「なんだかこのあたりがいたくて…」
「みぞおちのあたりが…」
とお医者さんに訴えます。

「これは胃ですね」
「胃が痛いのですね」
とお医者さんに言われてはじめて

それが胃なのだ
胃の痛みとはこういうものなのだ

とその人はわかるのです。



不安になった人がいたとして

最初は
なんだかモヤモヤイライラして
落ち着かなくて胸が苦しくて

相談した相手が
「不安なんだね」
と共感してくれてはじめて

これが不安なんだ
私いま不安だからモヤモヤするんだ

とその人はわかるのです。



彼が
仕事に対して
恐れや不安や焦燥感を抱いているとき

最初は
彼自身にもわけがわからず
これといった理由もなく
会うのを億劫がったり
連絡が途絶えたるするとして

「それほど忙しいんだね」
「ついつい焦っちゃうよね」
「ちゃんとできるか不安だよね」

という共感は
彼の問題そのものを解決はしないまでも

彼が自分の状態を知る、
知ることで不安や焦りがおさまる

ということはあります。

もちろん
彼がネガティブな感情を
絶対に認めたくないと
突っ張っている場合は

強い反発があるかもしれません。

その反発を恐れずに
彼女は〈共感〉を示せるかどうか。




こんなこと言ったら
わかってないくせにって
彼に嫌われるかも

とそう思うならそれは
まだまだ信頼が足りないのです。

彼に対しての信頼と
自分の感受性に対しての信頼が
足りないということです。




他者に共感するときに
何より大切なことは

いろいろな感情を
味わったことがあるかどうか

ということです。

知らない感情に
共感するのは難しいことです。
想像力だけで補うのは無理があります。

だからこそ
毎日の、
瞬間ごとの、
自分の感情を見過ごさないこと。

良い悪いではなく
こういう感情ってあるんだな
今自分はこういう気持ちなんだなと

感じること。
感じて受け入れること。
受け入れたらもう少し寄り添ってみること。

彼の気持ちを理解するって
きっと
そこから始まると思うんです。


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ある日突然連絡が途絶えたり
忙しくて会う時間がなくなったり
まるきり音信不通になったり

発狂寸前になりながら
なんとか耐えて我慢して辛抱して
彼を待っているとき

以前のような彼に
いつか戻ってくれれば

という期待が
どこかにあったりします。



出会った頃の彼は

毎日マメに
多いときには一日に何度も
こんなにマメな人だったのかと
こちらが驚くほどに連絡をくれて

早く会いたい
今度いつ会えるのかな
今日会っても明日も会いたいって
熱烈に会いたがってくれて

会えば会ったで
どこ行きたい?何食べたい?
疲れてない?おいしかった?
これからどうする?どうしたい?って
とにかく願いを叶えようとしてくれて

今は
仕事が忙しいとか
趣味や付き合いで時間が取れないとか
いっぱいいっぱいだとか
彼女がちょっと自爆しちゃったからとか

理由はどうあれ
何かの理由がとにかくあって

だから
以前のように
連絡をくれなくなってしまったけれど

彼女の心が整って
彼の仕事も落ち着いて
趣味や付き合いもほどほどになれば

いずれ
また以前のように
マメに連絡をくれるように
きっとなるはず。

熱心に
熱烈に。

出会った頃の君みたいに。



その淡い期待を
一条の光にして
一縷の望みにして

音信不通や会えない期間を
彼女はけなげに待つし

そのあいだも
わがままで自己中で依存的だった
自分の心を整理して

彼が連絡を再開してくれさえすれば
また以前のようにって
それだけが
彼女がすがりつく蜘蛛の糸
なのです。




だけど
彼はもう
以前のような彼には
二度と戻らないかもしれません。

戻れないかもしれない。

彼の忙しさは慢性的で
激務がデフォルトでずっと忙しいとか
閑になるときすなわち脱落したのだとか

そういう彼もいるわけです。

だったらなぜあのときは
あれほどまでに
熱心で熱烈だったのかといえば
それはもちろん

彼女の愛を手に入れるため。

そうに決まってます。

彼女の前では
理想の彼であろうとした。
マメで気づかいができる男であろうとした。
スーパーマンでいようとした。

普段の彼よりずっとずっと
気恥ずかしくて笑えるくらいに
無理をしていたのかもしれません。

本当の彼は
彼という男は

不器用で口ベタで連絡不精で
ひとつのことしか集中できない
ストレスを抱えると黙り込む

典型的な男の性質そのままの
身勝手で器量の小さな
そういう男なのかもしれません。

「出会った頃は違ったのに」なんて
今さら言ったところで

もう戻れないのです。
戻りたくても無理なのです。

彼にだってどうしようもない。
そういうことはあるのです。




たとえば

忙しいとわかってるのに
彼にさんざん詰め寄って
なんでなんでって問いただして

返事がないのに
何度もメールやLINEをして
何度も電話もかけて

やっと口を開いた彼が
「出会った頃の君が好きだったんだ」って
そう言ったとしても

やっぱり無理なことなのです。

出会った頃の彼女に戻るなんて。

だってあのときは
不安なんてひとつもなかった。
寂しさなんて感じなかった。

むしろ
それどころか

やっと会えたんだ
この人に会うために今まであったんだ
理想の彼かもしれない
こんなに望みを叶えてくれるなんて
こんなにも愛してくれるなんて
夢みたい
でも夢じゃない
やっと巡り会えたんだ

夢見心地でうっとりと
彼が与えてくれるままの愛情に
どっぷりと浸っていたのだから

そのときは
不安や寂しさで顔を歪めるとか
恨みや怒りをぶつけたくなるとか
我慢に我慢を重ねて唇を噛むとか

そんなことは
必要もなかった。

ただ
幸せで笑ってるだけでよかった。

会う約束もできないどころか
返信さえままならない状況で

出会った頃に戻って
なんて
土台無理な話。

さんざん泣いて泣いて
苦しみ抜いた後では

彼と出会った頃の自分が
どんな風に笑っていたのか
どんな風に彼を見つめていたのか
それだってもう
思い出せないのだから。




出会ってしばらくのあいだ
恋愛のハネムーン期のあいだ

恋心でいっぱいで
すべてがバラ色に思えて
心浮かれて胸躍って

お互いにお互いが
「運命の恋人」と
そう思うものなのです。

だってそれが恋だから。

男は女で
本当の彼自身よりも男らしく
ボディガードのように彼女を守ろうとするし

女は女で
本当の彼女自身より女らしく
夢に見た眠れぬ森の美女のように
ゆったりと彼の愛を受け入れるし

だけどそれは
かりそめの
ひとときの

恋という熱病にかかった
二人の姿なのです。

本当の彼じゃなく
本当の彼女でもない。




さまざまの理由で
二人の関係がうまくいかないというときに

「出会った頃の君のように」と願うなら

その関係の先行きは
なかなか難しいのかもしれません。

「かつての君のように」と願うのは
蜃気楼に話しかけるような
夢まぼろしを追いかけるような
荒唐無稽なことなのです。

恋とはそういうものだから。




じゃあ
もう二人は絶望的なのか
といえば
そういうことでは決してなく

本来の彼らしい彼と
本来の彼女らしい彼女とで

少しの頑張りと思いやりで

新しい関係を築いていく
ということを目指すことです。

出会った頃の思い出は
厳しい冬をなんとか乗り切るために
二人の心を暖めるもの。

ろうそくのような小さな灯火でも
凍えずに春まで過ごすためのもの。

だけど
マッチを擦ったときだけ浮かぶ幻を
いつまでも期待していたら

いずれ凍えて死んでしまう。




出会った頃には戻れない。
 
だけど
新しい彼に出会うことはできる。
知らなかった愛情を
発見することはできる。

自分だって
新しい自分に
何度も生まれ変わる。

そうやっていつも
新しい関係を見い出せれば。

そんな風に思います。
 


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自分にとって
苦手なことをするというときには

ほどほどの頑張りで
というわけにはいかないもので

苦手ということは
普通にやっても足りないわけで

その人の
100%の力で取り組んでやっと、
やっと人並み、

それでもまだ
普通レベルには
全然足りないくらい、
ということが多いのです。

かけっこが得意な人と
走るのがすごく遅い人が
ヨーイドン!で一緒に走ると

得意な人は
力を抜いて流す程度に走っても
やっぱり一番にテープを切るし

遅い人は
全力疾走で走ったとしても
なかなか一番にはなれない。

そういうようなことがあります。

だから
苦手なことをするということは

その人にとっての100%、
全力で必死で取り組むのだけど
それでも足りなくて

結果ものすごく疲労困憊するし
できればもうやりたくない
どうか勘弁してください
ということになります。




たとえば

メールやLINEで
用件以外のやりとりをする
ということが苦手な彼が

こまめに連絡する、
こまめに返信する、

ということは
なかなか労力のいることです。

いくら好きな彼女が相手でも
苦手なことにはかわりないのだから

適当に片手間に
仕事中のちょっとした空き時間に
というわけにはいかず

どう返信しようか
書き出しはどうしよう
締めくくりはどうしよう

とあれこれ考えるそのときは
100%で取り組まなければ
うまくこなせなかったりします。

さらに
返信しやすい内容ならともかかくも

なんとなくそんな感じでこんな感じ、
みたいなようなそんなような
女子特有の文面だったりすると

まず
これは何を言いたいのか
自分にはどんな返信が求められてるのか
100%の力で分析し

それに対して
論理的でわかりやすくかつ
自分の愛情も伝わるような返信を
100%の力で書かなければいけない。

その大仕事を終えて
ようやく送信ボタンを押したら

数秒あるいは数分後に彼女から
たたみかけるような返事がくる。

前より長く
前よりなんとなくな感じで
前より不可解な
前よりなお他愛のない内容のが

彼女から届いてしまえば

彼はまた
100%の力を出し切って
内容を読み込み
返信を書く。
ありったけの力を振り絞って。

恋愛初期なら
ものすごいパワーがみなぎって
普段ならできないようなことでも
なぜかできてしまうものだけど

付き合いが少し落ち着いてくると

いい加減に
苦手なことをやるのは疲れた
毎回毎回100%っていうのもしんどい
かといって
手抜きできるほどこなれてないし
あぁどうしよう
そろそろ勘弁してくださいと

連絡が苦手な彼は
苦手な連絡をしないことにします。
もう十分だろうと勝手に決めて。

音信不通には
そういう側面もあります。
たぶん。




また
逆の考え方をしてみれば

仕事で苦手なことをしている彼なら
毎日の業務において
やっぱり100%の力で事に当たらないと
とてもついて行けない、
ということもあるかもしれません。

初対面が苦手なのに営業職とか
エクセルが苦手なのに書類作成とか
人前でアガるのにプレゼン担当とか
そういうとき。

連絡はそれほど苦手じゃなくても
仕事で力を使い果たしているので
仕事以外のことがおそろかになる。

連絡もデートも全部犠牲にして
音信不通なんて不誠実だと
どれだけ罵られたって

とにかく持てる力のすべては
慣れない苦手な仕事に注がなければ

あいつはダメだ
足を引っ張るだけだって
レッテルを貼られるか
上司に叱られるか
仲間から冷ややかな目でみられるか。

そういうときは
連絡そのものが苦手じゃなくとも
いたしかたなく

音信不通となることはあります。
おそらく。




人は
いつも100%で生きることなんて
できないものです。

100%で取り組んで
やっと人並みにしかなれないような

その人にとってすごく苦手なことを
ずっと継続するということは

かけっこが苦手な人が
ずっと全力疾走で走り続けるのと
同じことなのです。

ずっと100%なんて無理なのです。

そんなの
しんどすぎるし
過酷すぎるし
嫌すぎるし
ストレスになりすぎる。

だから
本当の限界がくる前に
やめて当たり前なのです。

ずっと全力疾走し続けて
心臓が破裂して
筋肉が断裂して
骨が疲労骨折して
走れなくなるその前に

走るのをやめるものです。
自分で立ち止まるものです。

それが当たり前のこと。




された側にしてみれば
音信不通は
「わけがわからない」という思いに
長く苦しめられるものだし

音信不通にする人の
肩を持つわけではないけれど

彼にとって
連絡が苦手なことであった

もしくは
連絡以外に苦手なことに直面している

と考えれば

ギリギリまで100%で頑張ったけど
それを続けるのは無理だったんだ
途中でやめて当たり前だったんだ

ということも
言えるのではないかと思います。




そして同じように

まめに連絡が欲しい彼女は
「待つことが苦手」です。

苦手なことをやり抜くには
100%の力でもって取り組んで
ようやくなんとか
やっと人並みに切り抜けられる、

ということもまた
当たり前のことなのです。

自分にとっての
ギリギリ限界点を迎える前に
待つことをやめたとしても

それも当たり前のことです。

待てない自分がダメだと落ち込んだり
待てなかったことを
悔やむこともありません。

人は
100%で
ずっとは生きられないのだから。



  

苦手なことだけど
それでも頑張ってみたいと思うとき

苦手なことを
少しでも楽なものにするために

男と女の違いを知ったり
待てない自分の心と向き合ったり 

そういうことが
苦手な人の助けになってくれることも
あります。

そしてやっぱり
いちばん大きな力となるのは

相手を思いやる気持ちと
相手の事情を想像できる余裕です。 

本当に苦しいとき
もう止まろうと思うとき
だけど止まりたくないとも思うなら

彼を愛する心を思い出すこと。
 
そうしたら
苦手なことだって
あと少し頑張れるかも

いつかやり遂げられるかもしれない

そういう風に思うんです。


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たとえば彼の連絡が減って
不安で寂しくなってしまう、
 
その感情の前提になるのは

「恋人同士はいつも繋がってる」
「好きなら頻繁に連絡する」
という
自分なりの定義や常識です。

あくまでその人なりの。 




連絡する→気持ちがある
連絡しない→気持ちが冷めた

というのが
彼女の中で〈公式〉となっているから
 
だから苦しくなるのです。

その図式の解釈は
数多くある解釈のひとつであって
本当は
公式でもなんでもないのだけれど

彼女にとっては
九九とかパスカルの原理と同じくらい
絶対的な定理なので

連絡がない
→気持ちが冷めた?
 →冷めてないなら連絡して
  →連絡ないからもうお別れ? 

ってこんな風に

「連絡がない」という
ただそれだけのシンプルな事実が
まるで
「二人の間には愛がない」という真理を
疑いなく証明しているように
彼女には思えるわけです。




じゃあその公式は
いつどこで作られたのか。



幼い女の子だった頃から
少女の時代、思春期を経て
大人になるまでのあいだに

その人の「恋愛」のイメージが
できあがります。

童話や昔話、
絵本や小説やマンガ、
ドラマや映画やミュージカル、
親戚のお姉さんの結婚話、
おませな同級生が言ってたこと。

物語が大好きな女の子は
さまざまな刺激の中から
自分なりの
「憧れの恋物語」を見つけます。

そのイメージを膨らませます。

どんな物語でも、
王子様や恋人は
彼女のそばにいつもいます。

ケンカや紆余曲折もありつつ
物語の中の彼は
いつだって彼女を気に掛けてくれて
なんだかんだ言って近くにいるものです。

たとえ王子様が遠くにいるときでも
必ず姫を探しにくる筋書きです。
白雪姫でも
眠り姫でも
王子様が姫の元へやってきてくれます。

遠距離恋愛の物語でも
有名な映画「卒業」でも
彼が彼女に会いにくるのです。
彼が彼女を奪いにくるのです。

物語の中の彼は
不安で泣きながらも待ち続けた彼女に

花束や指輪を持ってくる。
強く抱きしめる。
くちづけする。
ひざまづいてプロポーズする。
「愛してる!」と叫ぶ。

「君さえいてくれたら
 僕はもう何もいらない」とささやく。

本当の愛ってきっとこんな感じ。
理想の恋人ってそんな感じ。

彼女の公式は
こうやって作られてきた。




だけど
実際の彼は
その物語を知りません。

たぶん見たこともない。
あらすじすら知らない。

幼い男の子だった頃から
ちゃんばらごっこや鬼ごっこで
戦ったり競ったり勝ったり負けたりして
育ってきた彼なのです。

仮面ライダーは
誰かとキスしたりしません。

ウルトラマンに
毎日連絡するような恋人はいません。

少女マンガなんて読みません。
恋愛ドラマなんて観ません。 

彼たちはいつだって
 
誰がいちばん高く登れるか
誰がいちばん早く走れるか
誰がいちばん強い玉を投げるか
誰がいちばんシュートが多いか

誰がいちばんか
誰が勝つか
誰が強いか。 

そんなことばっかり考えて
少年時代も思春期も
あっという間に通り過ぎて

そうして彼は大人になったのです。

もちろん男子だって
異性のことをあれこれ
考えることはあります。

でもそれは
恋や愛や恋愛ではなく
妄想の中のあれこれ。

その妄想の中で彼は
花束を持って告白したり
ひざまずいてプロポーズしたりは
 
……しません。 残念なことに。

ドアを開けたら
どストライクで好みの女の子が
ベッドで薄着でお昼寝してるとか

好きだなぁと思ってた子が
偶然たまたま自分のことを大好きで
通りがかりに
ほっぺにキスしてくれるとか

勉強してる最中に
ふと思い浮かんだ憧れのあの子が
「頑張って♡」ってウィンクしてくれるとか

そんなわけないでしょってくらい
ばかばかしいほど単純で都合よくて

はっきり言って
彼らの妄想に物語はありません。

ストーリーは無視です。
起承転結すっ飛ばしです。 

唐突に両想いになって
唐突に結ばれるんです。

唐突に
彼女が自分を好きになってくれて

唐突に
彼女は自分を受け入れてくれる。

彼たちが夢見てきた
「理想の恋人」はそんな感じ。

いつも笑顔でかわいくて
ちょっとえっちでいい感じ。

彼が妄想したときだけ
都合よく好きでいてくれます。

妄想と妄想のあいだ、
どれだけ待たせたって
そのあいだ放っておいたって

いつもごきげんでいてくれます。
 
女の子がイメージしてきた
「恋愛物語」のことなんて
彼らには想像もできません。

男の子が体で覚えた公式は
「強い男→愛される」
「弱い男→愛されない」 
です。

連絡あるなし、全然関係ない。
 




これだけ多くの女性が
音信不通の彼で悩んでいるのだから

そういうラブストーリーが
あってもいいような気がしますが

それだと面白みがないのです。

だって
毎回毎回、女の子がひたすら
スマホの画面を眺めてるだけなんて

彼は彼で
部活か仕事に明け暮れて
彼女のことを思い出しもしないなんて

変わりばえしなさすぎて
エンターテインメントとして
つまらなさすぎるからです。





たまたま
ご縁があって
好きになって付き合ったけれど

彼と彼女がそれぞれに描く
恋愛のイメージはまったく違うものです。

とてものことに
分かち合えるレベルじゃありません。

彼女が
「連絡しないけど愛情はある」
という新しい考え方を
なかなか受け入れられないように

彼だって
「愛してるなら連絡する」
という
自分にはない愛し方を
なかなか実行できないのです。

彼女に連絡してるあいだに
鬼につかまったら負けちゃうからです。

彼女の機嫌をとってるあいだに
シュートを入れられたら勝てないからです。

見たことも聞いたこともない王子の役を
いきなりスマートにこなせなんて
土台、無理な話なのです。
彼たちにとってみれば。

大人になった今だって
彼は
ジャングルジムのてっぺんで
雄叫びをあげたいのです。

「うぉーっ!オレが一番だ!」
って叫びたい。
とにかく一番高いところに立って。

その姿を見上げた好きな彼女が
「きゃぁ〜♡ かっこいい
♡♡」って
目をハートにして褒めてくれたら
めちゃくちゃ嬉しい。

ただそれだけなのです。

やれやれ。

女からみればバカみたいだし
ちょっと悲しくもあるけれど
仕方ない。 

その
せつない行き違いを
どうして埋めたらいいのかって

こたえはもちろん「愛」です。


 

自分のイメージの中の王子様に
むりやり彼を当てはめるのではなく

今目の前にいる
ありのままの彼を知ろうとすること。

その果てしない想像力は
等身大の彼を知るために使うこと。

二人だけの新しい〈公式〉を見つけて
それを受け入れる勇気を持つこと。


 

物語のロマンチックは
たくさんの夢や希望を
私たちに与えてくれたけれど
 
そろそろ卒業するときです。

大人の女になるために。
ほんとの恋をするために。

現実の生身の等身大の、 
ひとりの男を愛するために。

 


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男の感情は
「空間に感応する」のだそうです。
一般的に。

視覚を優先させ
空間認識に優れている男は

女よりも
その場の状況に緊張しやすく
空間の調和を乱されることを
とても嫌うのだそうです。



たとえば
多くの男性は
スーツにネクタイで仕事をします。
そのことに疑問は感じません。

会社という空間には
その服装が最もふさわしいのだ、
ということで納得しています。

クールビズになったら
ノーネクタイノージャケット、と
お達しがでればそれに従います。

ラフな服装の職場なら
それにふさわしい服装をします。
わざわざかっちりスーツで
出勤したりはしません。

自分の意志がないとか
長いものに巻かれてるとか
そういうことでは決してなく

男は
「空間を乱さない」ということを
とてもとても大切にしているのです。

だから
重大な会議のときに
コンパに行くような格好の女性がいると
そそられるどころか嫌がります。
「会議という空間を乱してる」と
イライラするのだそうです。

もちろんそれが
クライアントやお客さんであるなら
「そんなものだ」と思えるのですが

同じ空間を共有する営業チームの仲間が
カラフルなスカートをヒラヒラさせてるのは
嫌なのです。




こういう話になると
原始時代にすぐタイムスリップするのですが

家族を食べさせるために狩りに出かけ
マンモスを倒さなければいけない男たちは

ほかごとに気が散ったら困るのです。

獲物から目を逸らさずに
猛然と走っていくその途中で
目のはしに
何かヒラヒラしたものが映ったら

気になって仕方がない。

だってそれは
彼を狙うサーベルタイガーの牙が
キラリと光ったのかもしれないし

同じ獲物を横取りしようとしてる
別の集団の人影かもしれないし。

彼らが生きる荒野は弱肉強食の世界。

男が「空間に感応する」というのは
そういうところからきてるようです。




空間に感応する男たちは

空間から空間へ移動することで
頭を切り換えます。

会社と家と、遊ぶところ。

電車や車で移動しながら
同時に頭も切り換えるのです。

家には妻が、
会社には同僚が、
さらに夜のお店にはキャバ嬢やホステスさんが
…という風に

空間ごとにふさわしい相手がいるのが
男性にとっては普通のこと。

状況に緊張しやすい男性も
それだとリラックスしていられる
というわけです。




そんな男にとっては
「ある空間に
 別の空間の人が存在する」と
混乱するのだそうです。

職場という空間で
スーツを着て
上司や同僚に囲まれて
バリバリ仕事に集中してるそのときに

ピロリロリ〜ン♪

と彼女からメールがきたら
混乱するんです。

仕事関係の人間しかいないはずの空間に
「彼女」という存在がチラつくと

「♢◑☆※▶◆☖♨◎#♣▷§♤♯……?」

思考回路がショートします。

男らしい性質が濃い彼ほど
つまり
空間に感応しやすく
一つのことに思いきり集中する彼ほど
混乱します。



仕事をしながら
干してきた洗濯物のことや
晩ご飯のメニューのことや
夏休みの旅行のことや
彼のことを
あれこれ考える女からすると

「なんでそんなことで混乱するの?」
と思いますが
そんなこと言ったって
混乱するものはする。
仕方ない。

その空間が
しかるべき状態で整っている

ということはそれだけ
彼にとってすごく大事なことなのです。




空間から空間へ移動するとき、
頭の切り替えも一緒にするわけですが

そのときに
メールの返信をしやすいかというと

そうでもありません。
困ったことにこれがまた。

左右の脳をつなぐ「脳梁」という橋が
女性よりも細い男性は
頭の切り替えにも
とても時間がかかります。

その切り替えの最中、
頭の中はまっしろです。

ぼー。
ボーッ。

注意して少し見回すと
電車の中はそんな男性でいっぱい。

小さな男の子を観察してても
そういう場面がよくあります。

目は開いてるのに
白昼夢でも見てるような顔で
思考は完全にストップ…
ということが本当にあるのです。
男には。





仕事が忙しい彼や
切り替えが不器用な彼、
言葉足らずで口下手な彼は
たぶん
「空間に感応しやすい男」でもあります。

メールしても返信がないのは
彼がいるその空間では
「彼女とのやりとり♡」が
まったくそぐわないものだからです。

それに気をとられていたら
マンモスにやられてしまう。

だから
シャットアウト。

深い意味はありません。
左右の脳をつなぐ橋が細いだけ。
まずマンモスを倒したいだけ。



嫌われたんじゃないか
冷めてしまったんじゃないか
忘れられるんじゃないかと

「仕事をする空間」にいる彼に
メールやLINEをしすぎたら

彼の中にアラームが鳴ります。
「空間を乱す相手だ!」って。

そうして危険認定されてしまうと
どんな内容を送っても
読む前にシャットアウトされる、
なんてことも
あるかもしれません。



そうならないように
もし今そういう状態でも

まずは
彼の空間が落ち着きを取り戻すのを
静かにそっと見守って

彼が集中力を取り戻すのを
黙って待ってあげて

整ったかな〜と思った頃に
騒がしくないような連絡をしてみる。

彼の空間を乱さずに
彼が混乱して
だわわわわわー!ってならないように。

仕事中の彼になら
「おつかれさまです」って
カタイ口調でもいいかもしれません。

そうこうしてるうちに少しずつ
彼も慣れていくはずです。
彼女との連絡に。



そんなことまで
気づかわなきゃいけないなんて
もーメンドクサイ!
って思うかもしれないけれど

それも愛。

やれやれ仕方ないなぁって
優しい気持ちで理解できたらいいなと

そんな風に思います。


どんな人でも
ほとんどの人が
「話を聞くよりは
 聞いて欲しい」
ものなのだそうです。

自分自分て
自分の話ばっかりする
おしゃべりな人はもちろんのこと

無口で口ベタで
自分のことなんて
全然話さないような人でも
やっぱり
「話を聞くよりは
 聞いて欲しい」、

人というのは
そういうものだそうです。



話したがりの人でも
無口の人でも
共通して言えるのは
「人の話はなるべく聞きたくない」
ということで

嫌いとかそういうことじゃなく
相手に好意を持っていても

やっぱり
聞くよりは
自分の話を聞いて欲しい
という欲求の方が強いのです。




人の話を真剣に聞く
ということは
ものすごく疲れることで

大事な相手だから
きちんと聞いてあげなければ
と思えば思うほど
集中して耳を傾けるから
なおさら疲れるし

激務で疲れてるとか
上司やクライアントの話を
さんざん聞いてるとか
なのに
自分は吐き出さないでいると

「人の話をちゃんと聞く」
ということが
どんどんできなくなります。

食べ過ぎと同じ。

さんざん仕事でため込んで
それを消化できないまま
別の話を聞いたらそれこそ
体調がおかしくなっちゃいます。





女の子は
ものごころついた頃から
だいたいおしゃべりで

あーだこーだ
保育園でのこととか
聞いて聞いてって
人に聞いてもらうことが上手です。

そしてちゃんと
お友達の話も聞きます。
相手がしゃべってても
そこに自分の話を乗せたり
また自分の話に
相手が割り込んだり

そういう「おしゃべり」が
自然にできて

そうやって
消化不足のストレスを
うまく解消することを知っています。




男の子は
おしゃべりな子もいるけれど
小学校の高学年になる頃には
だいたい
しゃべらなくなります。

友達とバカ話はしても
自分のこと、
こみいったこと、
自分の思いや感情は
誰にも話さなくなります。

そういう男の子が成長すると
おしゃべりは苦手な彼になります。

仕事の会議はきちんとできて
同僚と飲みにいくこともするけど
本当に聞いてもらうべきことは
溜め込んだままで。

自分のことは話さないし
連絡不精だから
必然的に
相手が話すことを「聞く」
ということが多くなります。

でも
疲れる。

「話さないから聞き上手」
というわけじゃないから。

ただ溜め込んで
吐き出せないでいるだけだから。

好きな彼女の話でも
聞いてるばっかりじゃ疲れる。




そういうタイプの彼は
その消化不良のストレスを
どうやって解消してるかというと

黙って
時間をかけて
静かに腹の底におさめている。

沈殿してくのを
そっと待つような感じ。

そのときに誰かが
わわわわっと無理に話してくると
せっかくおさまりかけた心が
また騒がしくなって
ごちゃごちゃに濁ってしまう。

「頼むから静かにしててくれ」
「そっとしといてくれ」
それさえも言えない人なので

ますます黙り込んでしまう
というわけです。




たとえば
忙しい彼と音信不通になったら

彼はもう好きじゃないんだとか
別れたいのかなとか
冷めたのかなとか

そういうことじゃなく

今、彼は
人の話を聞けない状態なんだ
ということも
きっとあると思います。




彼女の側からすれば
「返事くらいくれてもいいじゃない」
と歯がゆくなります。

つまり
「あいづちくらいしてよ」
ということです。

でも
人の話を聞けない、
それほどに疲れているときは
あいづちも打てないものです。

酔って眠くて仕方ないとき
あいづちを打つことは
それこそ修行のように感じます。

失恋して辛いとき
たわいもない雑談に
あいづちを打つことが
どれほどしんどいことか。

「頼むから寝かせて」
「お願いだからもう黙って」
そんな気持ちになるものです。

誰だって。




何かあると黙り込んでしまう、
なかなか連絡してくれない、
なぜか会おうとしてくれない、
音信不通になってしまった、

そんな彼は
自分のことをあまり話さない人
ではないでしょうか。

ストレスを
溜め込んでしまう人
ではないでしょうか。

そういう彼には
心を鎮める時間が必要なんです。
吐き出さないぶんだけ。



自分にとって
彼がとても大切な人なら

黙ってそっとしておく時間を
彼にプレゼントしましょう。

そしてもし
彼が自分のことを話したら
そのときは
上手な聞き役になりましょう。

ジャッジせず
アドバイスも意見もせず
「そうなんだね」と
ただうなずいて聞きましょう。



おしゃべりを重ねるのではなく
言葉を尽くして
話し合うのではなく

沈黙の時間をそっと見守ること、
話してくれたことを
ただきちんと「聞く」こと、

そこから生まれる信頼も
確かにあるはずです。

そしてその信頼は
 
言葉や連絡が減ったら
たちまち揺らいでしまうような
たよりないものではなく

いるだけで安心できるような
「心の居場所」であるような
 
そんな信頼関係に
繋がるのではないかと思います。


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仕事が忙しくて
一点集中型で
おしゃべりじゃなく口ベタで
メールやLINEが苦手な彼は

ちょっとした連絡を
なかなかしてくれなくて

でも女にとってはその
ちょっとした連絡が
意外と大事だったりして



忙しいなら忙しいって
言ってほしいとか

時間に遅れるなら
遅れるって連絡ほしいとか

会えるか会えないか
もう少し早く返事がほしいとか

次はいつ会えるか
口約束だけでもしたいとか

日々の他愛もないことを
ちょこっとやりとりしたいとか



忙しいのは知ってるし
邪魔しちゃだめってわきまえてるし

だから
そんなに手の込んだ
長文のメールじゃなくてもいいし
時間を取らせたいわけじゃないし

他の普通の恋人同士みたいに
LINEでポンポン
やりとりしなくていいし

付き合い当初みたいになんて
贅沢言わないから

だから
ちょっとした連絡でいいから

彼女としては
ごくごく遠慮がちに
そう思うけど

なかなか彼は
その
「ちょっとした連絡」を
してくれない。

いくら忙しいからって
こんな
「ちょっとした連絡」が
できないなんて

「やっぱり私のことなんて
 どうでもいいんだ…」と
考えはじめてしまって

もともと依存気味だったり
自分に自信がなかったり
仕事や人づきあいで問題があったり
彼とは全然関係のない
行き詰まった感があれば

もうとにかくすべてが
愛されてない証拠に見えて

ひとりで勝手に
深い深い奈落の底より
もっと深い絶望の淵まで
どこまでも堕ちていく。




彼には
なぜ彼女がそこまで不安がるのか
まったく想像もつかないし

彼女は
なぜ彼が連絡できないのか
さっぱり理解できない。

なぜなら
男と女の脳のつくりは
全然ちがうものだから。




大脳というのは
左右二つに分かれていて
だから「大脳半球」と呼ばれます。

左右の脳は
見た目にはよく似ているけれど
その役割はそれぞれに違います。

左右の脳をつなぐのは
「脳梁」と呼ばれる神経の橋。

お台場のレインボーブリッジ
みたいなものを
想像してみてください。

この橋を
行ったり来たりすることで

役割の違う左右の脳内を
いろんな信号が
行ったり来たりして

ヒトは
見たり聞いたりしたことを
思考して処理して判断して
スムーズに行動することが
できるのです。



さてこの「脳梁」という橋、
女性の方が太く
男性の方が細い
ということがわかっています。

脳内のレインボーブリッジは
女はいっつもスイスイで
男はいつでも渋滞中、

だから
女はなんでも同時進行型
男は一点集中型、
という傾向があるわけです。



女の脳内では
いろんな思考が自由気ままに
左右の脳を
行ったり来たりできるので

仕事をしながら
同僚とおしゃべりしながら
彼のことを考えたり
週末のネイルの予約のことを
考えたりできます。

渋滞とは無縁の
太いレインボーブリッジを
ノーストレスで
思考がラクラク行き来します。

行き来にかかる時間は
ほんの数秒とか、
長くても3分ほどです。



でも
男の脳内では
ひとつの思考から
別の思考へと切り替わるためには

慢性渋滞の
首都高3号線渋谷線とか
環状8号線みたいなところを
なんとか通り抜けないと
切り替われません。

渋滞の道路って
イライラするし
クラクションは鳴るし
事故もあるし通行止めもあるし
そりゃもう毎回ストレスフルです。

いったん仕事の手を止めて
仕事のことを考えるのを止めて
彼女のことを思い出し
メールの返信をしようと思い立つ、

その思考の行ったり来たりに
だいたい20分かかるのだそうです。
男って。
彼って。

その20分のあいだ
頭はそこそこカラッポじゃなきゃ
別のこと考えたら
またその思考を止めるまでに
20分かかっちゃうわけで

忙しくて一点集中型の彼に
「無の境地の20分」なんて
あるわけない。

それでも彼が
なんとか頑張って
渋滞のレインボーブリッジを
20分かけて渡りきったとしても

もともと口ベタだったり
言葉で伝えることが苦手な人なら
さらにそこから
時間がかかることだってあります。

なんて返事しようか
そもそもなんて言ってたっけ
どうしよう…
なんだっけ…
久しぶりだし…

いろいろ考えてるうちに
1時間とかすぐ過ぎます。

時は金なり。

忙しい彼に
そんな時間ありません。

彼女から見て
「ちょっとした連絡」でも
彼にとっては
無の境地20分を含む
大渋滞を通り抜けての
1時間以上もかかる重責です。




もちろん
男性の中にだって
女性並みの太い脳梁を持っていて

切り替えが上手で
仕事の合間にサクサク返事をくれる、
という人もいます。

間違って
そういう男友達に相談すると
「好きなら連絡できるよ」
「トイレ行くあいだにできるでしょ」
とかなんとか
適当なことを言われて

地獄の淵から
さらに転がり落ちそうになるから
気をつけて。




仕事が忙しくて
一点集中型で
おしゃべりじゃなく口ベタで
メールやLINEが苦手な彼が

ちょっとした連絡すらも
全然返してくれなくなっても

「私ってその程度なんだ…」と
勝手に思い込んで
シクシク泣かずに

彼には今
大渋滞の
レインボーブリッジを渡るだけの
時間の余裕がないんだな〜と
思ってみてはどうでしょう。

「ちょっとした連絡」は
なかなかできない不器用な人だけど
ちゃんと読んではくれてるって
もう少しだけ
信頼してみてはどうでしょう。




返信がなくてもいいから
メールしちゃいましょって思うなら

忙しい彼が
脳内の橋を
行ったり来たりせずに済むような
シンプルで短いもので

ふっと
ひととき和むような

今夜もあともうひといき
頑張れるような

少し離れた場所から
頑張れ〜♪と
笑顔で手を振るような

そんな連絡を
してみるのはどうでしょう。

云うは易し、
なかなか難しいお題ですが
ここが腕の見せ所。

細くて大渋滞の脳梁で
連絡と言葉が苦手な彼に
連絡してしてと求めるその前に

太い脳梁を持つ女ならではの
面目躍如、本領発揮と
いってみようじゃないですか。

二人の関係が始まったばかりの頃、
今とは別人のように
せっせとこまめに
愛情表現をしてくれた彼でも

だんだん
「本来のオレ」へと
断りもなく勝手に戻って

返信遅い
連絡しない
約束しない
愛情表現も言葉もない

それでも
「これが本来のオレなんだ」
とばかりに

男は頑固なまでに
自分のスタイルを貫こうとする。

「受け入れてくれ」って。



女としては

返信はちゃんと欲しいし
連絡もくれたら嬉しいし
約束があれば安心するし
愛情表現も言葉も
ありすぎて困ることなんてない、
あればあるほど幸せなのに

それでも
待つには待つけど

いつ頃まで忙しいとか
いつくらいなら会えそうとか
見込みでもいいから言ってほしい。

そしたらちょっと安心して
もっと穏やかに待てる。
少しくらいなら無理もできる。

彼のこと、
もっと受け入れられるのに。





でもやっぱり
彼からは連絡がこない。
会う約束もしてこない。

だって
男はそう簡単に
生き方を変えられない。

だからやっぱり
女ばかりの我慢になる。

見返りを期待したわけじゃないけど
少しくらいはするでしょう。

待っててくれてありがとうって
前より大事にしてくれるかもとか

大事な彼女が喜ぶのならって
少しは連絡が増えるかなとか

そのくらいのこと
期待したっていいでしょう?





そんなときの
心の持ちようについて
こちらに書いてみました↓

なぜ女が男に合わせなければならないのか

ちょっとだけ
大人のつぶやきなので
別のブログにしています

くすっと笑って
「そーゆーことならしゃーない」
って思ってもらえればいいな〜と

そんな感じのささやきです。




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昨日の記事

男女の脳の違いについて
書いたのですが

同じ研究からわかったことで
もうひとつ
とても重要な違いがあります。




女性の脳構造が
「人の感情を読み取ることに優れている」
のに対して

男性の脳構造は
「人の表情や感情を読み取ることが苦手」
です。




研究では

「女性はほとんど直感的に
 相手の感情をずばり言い当てた」

のに対して

「男性はよく考えたにも関わらず
 ハズレが多く、
 特に怖れや悲しみの感情について
 読み取ることが苦手」

なのだそうです。



おもしろいのは
人の気持ちを読み取ろうとしているとき、 

「男性は女性に比べて
 脳の機能を2倍も使っている」

ということ。

つまり男性の方が
相手の気持ちを読み取ろうと
一生懸命、考えているのに
ハズレが多いということなんです。 

なんだか少し
かわいそうですね。

しかも
「怒りや悲しみ」という
相手がより察してほしい感情に限って
読み取りが苦手だっていうんだから

かわいそうを通り越して
ちょっと滑稽にも思えます。




さらに
「男性は感情を表す言葉が苦手」
だということも踏まえれば

より男っぽくて
仕事には一点集中型で
ひたむきに取り組む彼にとって

「彼女に他愛もない連絡をする」
「連絡して彼女のご機嫌をとる」
「連絡で彼女に愛情表現する」
ということが

いかに労力を使うことか
ということが
想像できる気がしてきます。



女性の2倍の脳機能を使っても
彼女の気持ちがわからない。
彼女の寂しさも不安もわからない。
わかったと思ってもハズレばかり。

気持ちを察することも
言葉で愛情を伝えることも
彼にはできません。

私たち女が
呼吸するように
自然に当たり前にやっていることが
 
彼にはできません。

一点集中型の人が
全力で考えるのだから
 
くたびれるし
疲れ果てるし
仕事に支障をきたすし
なのに全然見当ちがいだし

「俺もうダメだ……」って

ぺちゃんこに潰れて
穴にこもってしまいます。




連絡が来ないとか
音信不通とか
忙しくて会ってくれないとか
そういうとき

「彼はどう思ってるの?」って
彼の気持ちが
どうしても知りたくなるものだけど

それで
誰かに相談したり
ネット検索したりするけれど

その不安や苦しさも
よくよくわかるけれど

でも
 
脳の構造が違うんだということを
まずは理解してみましょう。




たとえば女の私たちが

ジャングルジムのような
立体的な遊具の上を
男子みたいに
ひょいひょい走って移動するとか

遠くの的にボールを当てるとか
工作をテキパキ組み立てるとか
図面を見ただけで建物をイメージするとか
 
そういうことが苦手なように

彼にだって
苦手なことはある。

頑張ろうと思っても
どうしてもどうしても
できないことはある。

それができないからといって
愛情を疑われたり
信頼できない男だと
決めつけられたとしても

「なんでわかってくれないの?」
と大切な彼女に
泣かれたとしても

彼としてはどうしようもない。

全力で
せいいっぱい考えて
脳の機能を2倍使っても
できないことはできない。

ただ
くたびれ果てるだけ。
自己否定に陥るだけ。 

ジャングルジムの上を
走ることが愛情だと言われても
ほとんどの女性には 
どうしてもできないように。





この脳の研究からわかるのは
「彼はいつだって全力」
ということ。

 

仕事が忙しくて連絡が来ないときは
「彼は全力で仕事してるんだな」

簡単な返信に時間がかかるのは
「彼は全力でメールを打ってるんだな」

食事中に話を聞いてくれないのは
「彼は全力で食べてるんだな」

なかなか会う時間が作れないのは
「全力で会おうとしてるんだな」

飲み会だと連絡が来ないのは
「全力で飲んでるんだな」

って思ってみて。
 
連絡もろくによこさない彼が
きっと今までより
愛おしく思えてきます。




そして
とにかくこれだけは覚えとく

「彼はいつだって全力」。



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この30年ほどで
女性が男性と同じように
社会で活躍することが
日本でも普通の光景になってきて

たとえば職場のプロジェクトチームで
「キミは女だからこの仕事」
なんてことは
あまり言われなくなったし
あってはいけないことではあるけれど

だからといって
男と女が
全く同じ生き物かというと
そんなことはないわけです。




カボチャの花の雄花雌花とか
魚のオスとメスとか

一見、区別が全然つかないものは
自然界にもたくさんあるけれど

どんなに見た目が似ていようとも
オスとメスの「機能」や「役割」は
全く別のものです。




最近の研究でわかってきたのは
脳構造の違い。

まず男性の脳は
「1つのことにしか集中できない構造」
になっています。

情報処理や空間把握、視覚能力に優れていて
決断力と集中力がある。
だから
目の前にある具体的な課題を
一点集中型でひたすらガリガリこなします。
なにごとも全力です。

ストレスを感じたときには
「怒りを感じる部分が活発になる」ので
黙り込み、独りになりたがり、
運動などで発散させようとします。
ストレスは発散さえできれば
コロッと忘れることができます。




対して女性の脳は
「複数のことを同時にこなせる構造」
になっています。

言語能力に優れ
直感的で、感情を読み取ることが得意。
だから
それほど集中しなくても
複数の仕事を同時に能率的に
進めることができます。
なにごとも要領です。

ストレスを感じたときは
「感情や情緒に関する部分が活発になる」ので
人とおしゃべりして
共感しあうことでストレスを発散します。




大昔の人間の生活は
男女それぞれが
得意なように成り立っていて

一点集中型の男は
狩りをして獲物を捕らえ

複数同時進行の女は
子育てと家事をこなして

ケータイなんてないから
獲物を持ち帰るまでは
連絡する必要もないのだし

便利家電なんてないから
火をおこしたり
水を汲むのに忙しいのだし

それぞれが精一杯に
とてもシンプルに
毎日を生きていたわけです。




そういうわけだから
仕事が忙しい彼が
こまめに連絡できなくったって
仕方ないじゃない、
と言うと

「忙しくてもマメな男はいる」
と思うかもしれません。

だからやっぱり
「連絡の頻度は愛情なんだ」と
思うかもしれません。




マメな男といえば
 
欧米人男性の、
女性に対するマメさは

日本人の中のマメな男なんて
比べものにならないほど
そりゃもうマメマメしくて

国や文化圏によっては
一日に何度も「愛してる」と言うとか
お花をプレゼントするとか
キレイだね素敵だよと褒めるとか
率先して家事をするとか

男性が女性に
細やかな気づかいを見せます。
日本人男性には
なかなか真似できません。



じゃあ
欧米人女性はどうかと言えば

女性の社会進出が
圧倒的に進んでいる欧米では

管理職や政治に関わる女性も多いし
一般の女性でも
産後1〜3ヵ月ほどで職場復帰する、
という話もよく聞きます。

お産は無痛分娩が常識、
産後も母乳よりミルク、
ベビーシッターに預けて
とっとと仕事に戻ります。




つまりこういうこと。

欧米人男性は
「細やかな気づかい」という形で
女性的な面を身につけています。

男性がマメだということは
女性性を身につけている、
ということなのですが

欧米の場合は
男性だけがマメになったわけじゃなく
女性もまた、
社会で活躍するという形で
男性的な面を身につけている。

お互いが
バランスよく
変化しているんです。




日本の女性はどうでしょう。

仕事をバリバリしていた女性でも
出産して我が子を胸に抱くと
「できるだけ母乳で育てたい」と
職場復帰を少し遅らせたり

他人に預けてしまうことに
罪悪感を感じてしまう
という人もいます。

苦労して勝ち取ったポジションを
結婚のタイミングで
あっさりと手放す人もいます。 

また、仕事に対して
男性と同じくらい
覚悟や情熱を持っている女性は
欧米に比べて 
少ないような気もします。

結婚して子供が生まれたら
パートぐらいでいいかな〜と
考えてる女性もいるはずです。




表面的なところでは
日本もいくらか
欧米化したように見えるけれど

祖父母や両親から受け継いだり
意識の深いところに刻まれたもの、
文化的にも
また社会的にも

やっぱり欧米とは違います。

むかしむかしの
「男は狩りに出かけ
 女は飯炊きをする」
という役割分担が
まだまだ残ってる社会です。

欧米が良いとか
日本は間違ってないとか
そういう善悪の話ではなく、
現実的にそうじゃないかという話で。





だとすると
欧米人男性のような「マメさ」を
彼たちにだけ求めるのは
どうなんだろう。

そういう自分は
欧米の女性たちほど
揺るぎなく自立できているだろうか。

男の顔色なんて気にせず
毅然と颯爽と美しく
街を闊歩できているだろうか。

 

一点集中型の男性に
仕事がどんなに忙しくたって
マルチタスクで気づかいをすべき
と求めるのなら

複数同時進行の女性だって
目の前のやるべき仕事に
男たちに負けないくらいの集中力で
取り組まなきゃ

バランスが取れません。



男と女はいつもバランス。

お互いの
男らしさと
女らしさのバランス。

自分に集中することと
他人への気づかいのバランス。

理性的であることと
感情とのバランス。

自立と依存のバランス。

好きかどうかとか
愛情があるかないかとか
冷めてしまったのかとか
そういうことじゃなく

すべては
バランスです。




連絡してしてしてして
とあなたが求めすぎたら

彼はバランスを取って
少し遠ざかろうとするかも。


恋愛恋愛恋愛恋愛
って
あなたの頭の中が
恋愛でいっぱいになったら

彼の頭の中は
仕事仕事仕事仕事
ってバランスを取るかも。




連絡無精の彼がいけない、
重たくすがる彼女いけない、
そういう話ではなくて

お互いのバランスで
釣り合えばいいだけのこと。

そして
バランスは
揺れながら取るもの。

いきなりピタリと静止して
釣り合わなくていいんです。

彼の方に揺れて
彼女の方に揺れて
そうやって少しずつ
二人のあいだの
ちょうどいいバランスを
見つけていく。

今はそのプロセスの途中。

ジタバタして
なおさらバランスを崩して
ガッシャーン!
なんてことがないように

落ち着いて
焦らずに
 
優しく軽く
そっとそっと

釣り合うバランスを
見つけていけたらいいな

と思います。
 

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※研究は米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)ペレルマン医学大学院(Perelman School of Medicine)の研究チームによる。

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