恋するつぶやき

恋する不安が少しでも落ち着きますように。彼のキモチと彼女のココロについてつぶやくブログです。

カテゴリ:忙しい彼 > 忙しい彼の気持ち

あるタスクが課せられたときに
どこまでやれば
自分に合格点をつけられるのか、

ギリギリラインの60点で
はいできたー!って
デートに出かける人もいれば

平均点よりは上のラインでと
上司や同僚が帰るのを見届けてから
PCを閉じる要領のいい人もいれば

満点のみ。
何がなんでも最高得点を目指して
誰が見てなくとも自分が許さないと
守衛さんに声をかけられるまで
ひたすら集中して残業する人もいれば

それは人それぞれです。



たとえば
トマトを栽培するという
タスクが課せられたとしたら

苗木を植えて
毎日ようすを見て
水やりと肥料と病害虫予防と

最低限のことをしておけば
普通に花が咲き、実はつきます。
そのうち勝手に赤くなります。

そこそこまあまあの出来で
とりあえず収穫はできます。

よほどサボりさえしなければ、
誰だって。

だけど
そのトマトが美味しいか
そのトマトは市場に出せるか
というと

全く話は変わります。

さらに言えば
そのトマトで身を立てられるか
家族をじゅうぶんに養えるか
といえば

もっと話は切実で、深刻になります。

トマトひとつをとってみても
人それぞれで違うのです。

酸っぱくて青臭くても
一応トマトはトマトでしょ、
食べられればいいんだし
プライベートも大事だしさ
という彼と

ひとりでも多くの人に
最高に美味しいトマトを
食べてもらいたい、
世界一のトマトを作りたい
という彼とでは

「仕事」の重みが違います。




仕事が理由で
いろいろとままならない彼がいると

連絡がこないとか
なかなか会う時間が作れないとか
結婚を考えてくれないとか
プロポーズしてくれないとか

待つ側の彼女としては
ままならないことに
自信喪失したり腹が立ったり
歯がゆい思いもするし

外野から
無責任な野次が飛ぶことだって
あるかもしれません。

仕事が忙しいことを理由にするなんて
要領が悪いだけじゃないの?

本当に仕事がデキる男は決断も早いから
とっととプロポーズするんじゃない?

忙しくたって連絡くらいできるでしょ?
忙しくあって会う時間作れるでしょ?
それが誠意ってものでしょ?
それが本気ってことでしょ?

外野というのは
野次を飛ばしてナンボのものだから

ただ頭に浮かんだことを
考えなしに口にするだけで
無責任だし無神経だし

いちいち真に受けて気にしてたら
試合になりません。

言われるうちが華だとでも思って
右から左に聞き流して
カーンと一発、
外野に向けてホームランでも
ぶっこんでやれればいいのですが

そうもいかないから困るんです。
だからグラグラ揺れるんです。

なにせ
忙しい彼は
何かとままならないのだから。




高い目標や強い責任感でもって
日々、仕事に邁進するという彼は

そこそこ
まあまあ
だいたい
そのへんで
とりあえず

ということがありません。

誰に強要されたわけでもないのに
ものすごく高い目標を
自分で設定して

人付き合いが疎遠になってでも
心身のバランスを崩してでも
彼女への連絡がおろそかになってでも

そこに到達するために
がむしゃらに走り続けます。

もっとやれるんじゃないか。
こんなもんじゃないはずだ。
もっともっと
まだまだやらなきゃいけない。

自分の限界を超えても
肉離れや疲労骨折をおこしていても
そのことに気づかないほどに走り続けます。

最高のトマトを求めて。





そんなレベルじゃなくたって
青臭くても甘くなくても
少々形がいびつでも

トマトはトマトなのにって
教えてあげたい気はします。

もっと楽に生きようよって
言ってあげたい気もします。

彼が作らなくたって
どこかの誰かが育てるし
トマトは勝手に赤くなる。

だけど
仕事の成果が
自分という男の価値を決める

人生を左右する

彼はそう
信じているのです。

だから
手は抜けない。
妥協しない。
やっつけ仕事にはしない。

最高のトマトは
最高の自分でもある。




駆り立てられるように
ほとんど強迫的に
理想の自分を目指さずにはいられない、

そんな彼の心にあるのは

最高の男として認められたい
そんな男になって愛されたい

という
ただそれだけのことなのです。

求めることは誰だって同じ。
そうやってみんな
何かに向かって走るのです。




そんな彼に
「仕事がそんなに大事なの?」
ってどうして言えるだろう。

「愛してるなら時間作れるはず」
ってそんなこと
どんな顔して言えるだろう。

真っ赤な完熟の
みずみずしく濃厚な
世界一のトマトのために

彼は今日も頑張ってる。

土日も出勤してるかも。
今夜も残業してるかも。
クレーム対応してるかも。
何度も何度も書類を作り直してるかも。
たまったメールに返信してるかも。
上司に怒鳴られてるかも。

ダメかもしれないと怯えながら
やれるかもしれないと奮起しながら
恐れながら期待しながら

彼は今日も頑張ってる。



彼にとって仕事というものが

どれほどに重く
どれほどに切実で
どれほど価値のあるものなのか。

誰に理解されなくても
誰が何と言おうとも

ただ私だけはわかっていたい。
わかろうと努力したい。
知っていたい。

どんなときも味方でいたい。
誰よりも応援したい。
最高のチアでいたい。

大切な人のプライドを
大切に守りたい。

それが女のプライドじゃないかと

そんな風に思うんです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

全国的に報道されるような
痛ましい事件、
たとえば
無差別殺傷とか連続通り魔とか
たてこもりとかハイジャックとか

そういう事件の犯人の多くは男性、
そして多くは無職です。

つい先日もあった
コンビニでの監禁たてこもり事件で

身柄を確保された後に
「人生を悲観した。
 何か大きなことを
 やってやろうと思った」
と供述した容疑者も

無職でした。

その容疑者は
たてこもったコンビニの店内で
「死ぬのは恐くない」と言いながら
自分の手首を切ってみせたといいます。

死ぬのは恐くないのに
 
「何もできない」ということは
ものすごく恐いのです。男は。

何もできないまま
何の成果も残せないまま
人生を過ごすくらいなら

「何か大きなこと」をやって
警察に捕まった方がマシ、
死んだっていいんだって

そういう風に
思い詰めることがあるのです。

こういう事件の犯人が
似たような動機を話すのを
よく耳にします。

「世間を驚かせたかった」
「できると証明したかった」

捕まった犯人たちは
そんなようなことを言います。

誰に恨みがあったのでもない、
ただ
何も為せないままの人生が
恐くてたまらなかったのです。



男は存在感が弱く、
それを確かめるために、
男は何かを「する」ということが
必要となってくる。

このため、
男たちは古来から、
しなくてもいいことまでして、

文化を言われるものの
表層を飾りたてるものを
築いてきたのである。

『働きざかりの心理学(河合隼雄著) 


この感覚は
女にはわかりません。

ここにいるだけで 
感覚的に 
「自分が存在している」と
実感できる女には

男たちのあの

駆り立てられるような
追い立てられるような
切羽詰まったような

「行動する」ことへの
執拗なまでのこだわりは

わからないのです。
女には。
どうしても。


女性の方が、
自分が「存在する」ということについて、
男性よりはるかに確実に
実感しうることであるだろう。

そこに「ある」ということ、
これは心と体の結びつきの
強さもあって、

女性にとっては時に
自明のことのようにさえ
感じられる。


そういうわけだから

彼女に対して
何ひとつしてやれてない自分が
愛されるわけがない

という彼の強い恐れも
彼女にはわかりません。

死ぬことは恐くない。
ただ
「何もできないまま存在する」
ということが
恐くて恐くてたまらない。

彼にとってそれが
どれほど恐ろしいことか。

だから
もっとしゃかりきに働く。
何かしていないと気が済まない。

このまま自分の存在が
消滅してしまうような恐怖で。




何もできないことに怯えた彼が
震えて背中を向けてしまったら

女だって
不安でたまらないし苦しいし

恋がこのまま消えてしまうって
恐くて恐くてたまらなくなります。

だけど
彼が今ほんとうに
ギリギリの限界なら

それ以上近づいたらいけない。

追い詰められた彼は
ナイフを持って
あなたに向かってくる。

自分が死ぬか
相手を傷つけるか。

自分の存在感がかかった彼は
「何もできない」という事実から
逃げたくて必死で

きっとあなたを傷つける。

そうじゃなければ
自分自身を切り刻む。

その方がまだ恐くない。
何もできないよりずっと恐くない。

そう思って
関係を終わらせようとする。
 



だから
そんなときは
いったん彼から離れましょう。

苦しくても辛くても
恋が消えてしまうって
恐くてたまらなくても

とにかく少し離れましょう。

 

そして
思い出すことです。

女は
「在る」ということに
自分という存在を認めて
安心するのだということ。

「する」ではなく
「ある」ことが
女にとって大事だということ。 

彼の真似をして
「何かしなければ」
「行動しなければ」
と焦ることはありません。

愛情を形にして示さなければ
愛を取り戻せない
失ってしまうかもしれない
とやっきになる必要はありません。


 

忘れていたならもう一度、
 
自分という女が
「女として存在する」ということを
しっかり感じることです

ジタバタしないで
そのままの自分で
リラックスして自然に
 
ただ「在る」ことの意味を
思い出すこと。

彼がいなくても
彼に愛されなくても
たとえ
その恋を失っても

自分は自分という存在で
今ここに存在しているのだと

ちゃんと感じること。

怯えた彼と
一緒になって怯えないで

まずは自分だけでも
「自分の存在」を取り戻すこと。



そうしてはじめて
彼に声をかけることができるのです。

大丈夫だよ。
消えなくていいよ。
って。

その女らしさだけが

絡まった二人の関係を
ほどくための糸口になるかもしれない。

追い詰められた彼の背中を
そっと撫でることができるのかもしれない。

 
そんな風に思います。




 


にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

仕事やそのほかの問題で
もういっぱいいっぱいになった彼が

「しばらく一人になりたい」とか
「そっとしておいてほしい」とか
言い出したり

それすらも言わずに
音信不通にしたりすることがあります。

男性はストレスがたまると
自分の心の穴の中に引きこもり、
問題を解決することに全神経を集中する。

そして、
そのたった一つの問題の解決に専念するために、
他のことは一時的にすべて忘れ去ってしまう。

『ベスト・パートナーになるために(ジョン グレイ著)』より


「ストレスを抱えると一人になりたい」
というのは男性全般の習性だけれど
もちろん個人差はあります。

男っぽい彼、
一点集中型の彼、
口下手で連絡無精の彼、
仕事がとても忙しい彼などは

より
一人になりたがります。
男の習性が強く出るタイプです。

こういうタイプの彼は

仕事で忙しくなると
メールを無視したり
既読スルーばかりだったり

恋愛初期の熱が冷めると
ガクンと連絡頻度が落ちたりします。

「今日から穴ごもりするから」
とか説明してくれればまだ待てるのに

なぜか彼たちはそれをしません。

勝手にテンパって
勝手に耳から蒸気を出して

勝手に音信不通になります。




された彼女としては

何か気に障ることでもしただろうか
彼は怒ってるんだろうか
嫌われてしまったんだろうか

とものすごく不安になるし

一人になりたい彼を
言葉どおり一人にできるはずもなく

音信不通のまま
フェードアウトかもしれないのに
黙って待てるはずもなく

「一人になりたい」という
彼の望みとはうらはらに

もっともっと近づいてしまいます。

何度もメールやLINEをしたり
留守電をたくさん残したりして。

だけどそういうときは
彼が望むとおり、彼の言葉どおり、
そっとしておかなくてはなりません。

女からすれば
理不尽きわまりないことだけど
もっともっとと近づいたら

追い詰められた彼は
いよいよ別れを切り出してしまいます。


女性が肝に銘じておくべき大切なことは、
男性がまだ準備不足のうちに、
彼の口を開かそうとするのを慎むことである。

たとえ彼が何かに悩んでいたり、
ストレスに苦しめられて
自分の穴の中に閉じこもってしまっても、

それが
自分に対する個人的な理由によるものだと
受け取ってはならない。

そういうことは頻繁に起こることだ。

けっして彼女に愛想をつかしたわけではない。
時が来れば、彼は必ず帰ってくる。

大切なことは、
穴の中まで彼の後を追わないことである。

もし、そんなことをしたら
穴を守っている竜に
焼き殺されてしまうだろう。


勝手に音信不通にしておいて
焼き殺したいくらいなのは
こっちだけれど

ともかく
お別れが嫌ならそっとしておく。

仕方ない。
 
男の生理中だと思ってそっとしとく。
それしかない。




穴ごもり中の彼に近づいたら
なぜそんなに怒るかといえば

書いたように

「男性は自分の行動を
 自分自身と同一視している」

というところに理由があります。




「行動と自分を同一視する」
とはどういうことかというと 

たとえば
彼が予約したレストランで
彼女が
「お料理はイマイチだったけど
 気持ちはとっても嬉しかったよ♡」
なんて言ったら
彼は立ち直れないくらい
ガッカリするかもしれません。

男は
自分の気持ちを褒められたって
嬉しくもなんともないのであって

「自分が予約したレストラン」が
彼女をどのくらい喜ばせたか、
ということを重視するわけです。

雰囲気やサービスが良い
料理がすごくおいしい
お腹がいっぱいで満足

彼が選んだお店のことを評価すれば
自分自身が評価されたと
彼は感じます。

そしてもちろん
レストランのお代を全額払うこと、
これも「自分の行動」だから

「気持ちは嬉しいけど私も払うね」
と彼女がささっとお会計しようものなら
翌日仕事に行けないくらい
彼は落ち込むかもしれません。

男らしい男とは
そういうものです。

行動=自分自身

なのです。





そんな彼が
「穴ごもりしている」ということは
どういうことかというと

つまり
「今、彼女にできることが何もない」
ということです。 

デートの約束もできない。
レストランにも連れてってあげられない。
連絡すらもままならないオレ。

行動が
自分という男の価値を決めるのに
彼女に対して
まったく行動できないというジレンマ。 

穴ごもり中で何もできない彼は
彼女から「0点」と評価されてしまう
と恐れています。 

のび太です。

0点です。

なんて情けない男。




そんなときに彼女が
「なぜ返信してくれないの?」
「なぜ連絡をくれれないの?」
「なぜ会おうとしてくれないの?」
と言えば

「ない」=0点

という
その言葉ばかりが強調されて
彼はどんどん追い詰められます。

…彼女は知ってるんだろうか。
 オレが今、0点なことを。
 のび太になってることを。 
 いや何も言ってないんだから
 彼女が知ってるはずない。
 いやいや、知ってるのかもしれない。
 うすうす気づいてるかもしれない。
 この様子なら気づかれるのも時間の問題だ…
 
0点ののび太な自分を
彼女に知られるくらいなら

知られる前にお別れしようと考えます。
もしくは
知られたのならお別れしようと考えます。

どちらにしても彼は
 
のび太として
彼女と付き合い続けるなんて
絶対にプライドが許しません。

それなら別れる方がマシなのです。





だから
穴の中まで追いかけたら
焼き殺されるというのです。

のび太になってるところを
彼は見られたくないのです。

わかってる。
自分でもわかってるけど
彼女に見られさえしなければ
まだ今のところは大丈夫って

0点の答案を隠す
のび太の気持ちです。

全然解決になってないし
単なる問題の先送りなのだけど
男ってそんなものです。

そして 

問題が無事に解決できたら
涼しい顔でそしらぬフリで
「やぁ!」って顔を出そう。

そうすれば
のび太だったことを
彼女に気づかれないで済む。

子どもみたいでばかばかしいけど
どこかできっと
こんな風に考えてるはずです。

まったく男って。

どんだけかっこつけてたいんだか。


自分の穴の中に閉じこもる時、
男性は何か問題を解決しようとしている。

その時、もし、
彼の相手が幸福そうで
彼の支えを必要としていないように思えれば、
彼は安心して問題解決に専念できる。

彼女が自分と一緒にいるだけで
幸福であるということを確信できれば、

より力を与えられ、
やる気が湧いてくるのである。


彼が穴ごもりしはじめたら
彼女として
いちばん大事なことは

穴ごもりなんて
してないかのように待つ

ということだと思います。

彼が0点なことにも
のび太になってメソメソしてることにも
もちろん気づいているけど

気づいてないフリすることです。

おせっかいやアドバイスは
余計なお世話です。
彼は助けてほしいなんて思ってないし
のび太の彼を助けるあなたは
ドラミちゃんということです。

彼は
ドラミちゃんとは付き合わない。 

だから
「彼は今も100点満点」
と思って
信頼して安心して
明るく楽しく幸せに待つことです。 

そしたら彼も
男らしく集中して
男らしく問題を片付け
男らしく堂々と
穴から出てくることができます。

ハハハ
のび太になんてなるわけないさ
だってオレだよ〜?^^
 
ってなもんです。




もちろん
のび太なんて願い下げ!って思うなら
待たずにとっとと離れましょう。

だけど
もう少し彼を待ってみたいと思うなら

「ない」と責めずに
0点だとガッカリせずに
 
「あなたって本当は
 のび太なんじゃないの?」
なんて言わずに

待つなら黙って
やさしい気持ちで待ちましょう。

それもやっぱり愛なのです。







にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

自分が自分に禁じていることを
誰かがしていると

嫌な気持ちになるものです。

自分が禁じているその行為、行動を
嫌だと思うこともあれば

そう振る舞う人に
不快感を抱くということもあります。




単純なことで言えば

禁煙してる人の目の前で
これみよがしに煙草を吸う人がいたら
いい気持ちはしません。

禁酒している人や
ダイエット中の人の前で
ぐびぐびお酒を飲んだり
ぱくぱくスイーツを食べたりすれば
やっぱりそれも
いい気持ちはしません。

それどころか
「しばらくこの人とは会わないでおこう」
と思うものです。




その人が
何かを自分に禁じているのを知っていて

「いいじゃん、たまには吸いなよ」
なんて一服勧めるのもNGです。

「ダイエットなんて意味ないよ」とか
「せっかくだから一杯くらい飲めばいいのに」
なんていうのも
言われた方にしてみれば
ありがたい助言だなんて思うはずもなく

余計なお世話お節介どころか
怒りや反発心がこみあげてきます。

「もう二度と会うまい」
と絶縁をひそかに心に決めたって
おかしくありません。

誰かが
「自分自身に禁じたこと」というのは
そのくらい重い意味のあることで

たとえば
「本当はそうしたいけど禁じる」
というように
心の底には願望がありながら
しかしそうなってはいけないと
強く禁じている場合はなおさらのこと。

「本当はそうしたい」という
無意識の願望とは裏腹に
また心の底で欲しているからこそ

意識できるところでその人は
禁じたその何かを

なるべく遠ざけていたいし
なるべく近づきたくないし
なるべく目にもしたくないし

良いと思わないようにしているし
肯定しないようにしているし

ときには
憎しみに近いような
ネガティブな感情を持っています。 

その、禁じた何かに対して。

恐くてたまらないのです。
禁じたその何かが。 





自分自身の在り方とか
人間関係においてのことで
何かを禁じるということもあります。

どんな人出も
大人になればなるほど
苦い経験は痛い失敗を経て

また子供時代の、
生い立ちで刻まれた何かによって

どんな人も
誰だって
何かを自分に禁じているものです。

もう二度としない。
できればそうなりたくない。
そうなった自分は嫌だ。
それのせいで失敗したんだ。

というようなこと。

タバコやチョコレートを断つことは
自分ひとりの問題であるけれど

他人との関わり方の中や
自分の人生哲学や生き方において
何かを禁じるということは

問題をより複雑にします。




手痛い失恋をして
こっぴどく振られた経験があって
もう二度と
あんなぶざまな自分にはなりたくないと
「気持ちがなくなった彼にすがること」
を自分に厳しく禁じている女性は

恋愛で悩んでいる他の女性を見て
不快に思ったり
嫌悪感を抱いたり

つまり
「禁じたはずの自分の姿」を
その女性がありありと見せつけてくることに
どうにも耐えられなくなって

「いつまでメソメソしてるの!」
「そんな男さっさと捨てちゃいなさい!」
と、必要以上につらくあたってしまう
ということがあります。




どんな退屈で無意味な作業でも
とにかく目の前の仕事は手を抜かない、
と決めている人がいたとして

その人は
「手抜きをすることを禁じている」
ということなのですが

今年入ってきた新人が
「こんなことする意味あるんですかね〜」
なんて愚痴をこぼしながら
「テキトーに片付けちゃお」
って要領よく終わらせようとするのを見ると

むかむか
モヤモヤ
イライラ

するものです。

それが重要な意義のある作業であれば
新人教育として注意してもいいけれど

愚痴を言おうが
テキトーに仕上げようが
最初から無意味な作業なわけだから

自分は自分、新人は新人で
仕事の進め方が違ってもいいのです。

だけど
イライラが止まらない。

理屈ではわかっていても
嫌味や皮肉のひとつも言いたくなる。

そういうときのイライラは
全く正当なものではなくて
ただ
自分が禁じたことを目の前で
悪びれもせず新人がやっている
ということが許せないのです。

新人とは何の関係もない。
自分自身の問題です。



禁じている
ということは

禁じなくてはいけないほどに
それを欲する気持ちがあるからで

そもそも求める気持ちがなければ
禁じることもない。

タバコを吸っていない人は
禁煙などしないものです。

禁じる気持ちが強ければ強いほど
それを求める思いも強いもの。

それを欲する気持ちが強いほど
禁じなければと厳しく戒めるもの。


だから
もしも自分の知っている人が
何かを自分に禁じていることを知ったら
できる範囲で協力したいものです。

他人から見たら
ばかばかしいようなことでも

本人が禁じるといったん決めたら
誰にも口出しはできないし

さりげなくそれを遠ざけたり
その人の目に入らないようにしたり。
そして
なるべく誘惑しないようにして。

気を使いすぎる必要はないけれど
せめてそのくらいの配慮はしたい。

その人が自分にとって
大切な存在であればあるほど。





激務で連絡不精の彼にだって
禁じていることはあるはずで

それはもしかしたら

何でオレばっかりと愚痴をこぼしたり
もう無理やめたいと弱音を吐いたり
会いたい寂しいと彼女に言ったり
今度いつ会えるかなと電話したり

ちょっとだけ会って
「あ〜もっとこの時間が続けばいいのに」
と、仕事がますます嫌になったり

メールやLINEにかまけて
仕事をおろそかにすることや
彼女のことばっかり考えてしまうこと、

放っておいたら
浮気されるんじゃないか
愛想を尽かされるんじゃないか
彼女に別の男が
アプローチするんじゃないか
と不安で仕事が手に付かなくなる

ということを
禁じているのかもしれません。

つまり
「女々しくなる」ということを
禁じているかもしれません。

いかにも男っぽい彼であればあるほど
「女みたいなこと」を
無意識に
しかしとても厳しく
自分自身に禁じているものです。




女々しいものを禁じている彼が
過酷な激務の中に身を置いて
今まで以上に
自分を律しようと頑張っているのなら

しばらくのあいだ
女々しさからは遠ざけてあげたい。

不安に負けそうな姿を見せれば
彼はそこに
「負けそうな自分」を見て
目を背けたくなるに違いない。

もう無理って助けを求めることも
どうしてこんな辛いのって泣くことも

彼が自分自身に禁じていることです。

彼だって不安に負けそう。
彼だってもう無理。
彼だって助けてほしい。
彼だって辛い。
「なんでオレばっかり」って
彼だって思ってる。

彼だって泣きたい。

責任感が強く男らしく
女みたいにおしゃべりじゃなく
一人で黙って引き受ける彼だからこそ

本当は
甘えることを
求めてるのかもしれない。
無意識の、心の奥深くで。

女々しさという性質を
持ち合わせていないのではなく
強く禁じただけなのかもしれない。

だから
彼がいっぱいいっぱいのときは

自分も女々しさを見せない。
そういう形で寄り添いたい。 




仕事を手伝うことはできないし
口出しは彼のプライドが傷つく。

嫌な上司を蹴飛ばすことも
残業を減らしてあげることも
意地悪なクライアントを減らすことも
できない。

忙しさの渦に飲み込まれ
もうダメかもしれない、
結果も出せないかもしれないと

不安におののきながら
しかし弱さを見せることを
金輪際に禁じてしまった彼を

今しばらく遠くで見守りながら
ただひとつできることは

彼が禁じていることに
自分も配慮すること。

不安に負けそうな姿を見せないこと。 

不安や寂しさが
どうしても抑えられないなら
彼にそれを見せないために
少し離れて距離を置くこと。

そしてできれば
寂しさに打ち勝って
晴れやかな笑顔で彼に会いたい。

不安を乗り切った姿を彼に見せたい。

その姿はきっと
へこたれそうな彼を勇気づける。

そしてもしかしたら
禁じたはずの彼の女々しさを
受けとめることだって
できるかもしれない。

そんな風に思います。



にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

朝から晩まで
それこそ寝てるあいだも
うなされて夢に見るほど

仕事のことばっかり考えてる彼が

なぜ
恋愛する気力を
失くしてしまうかというと

ひとつには
こういうことがあります。



多くの職種、多くの職場は
「上下関係」で成り立っています。

上司がいて部下がいて
クライアントがいて
お客様がいて
取引先や下請けがいる。

どんな相手とのあいだにも
上下関係が存在します。

基本的に利害が生じる仕事の場では
まったくフェアで対等な関係というのは
ほぼ存在しません。

書いたように

特に男性は
「場」を大事にする
という性質があります。

たとえば
打ち合わせの場で
お客様やクライアントに対して

上下関係を無視するような態度は
絶対に取りません。

同行した上司を無視して
話を進めたりもしません。

その場にふさわしい態度、
ふさわしい言動をしようと

そのことを最優先に考えます。





男性ほど「場」に感応しない女性は

男性の上司を飛び越えて
親しいクライアントとのあいだで
交渉ごとをとりまとめてしまったり

大事なお客様との会合でも
きゃははは~と
大笑いしてしまったり

男性ほど緊張せず
上下関係を重視せずに

感情を優先して直感的に動きます。

それで
男性の上司や同僚が
内心、苦々しく思うことも
よくあるそうです。





仕事に明け暮れてる彼は
朝から晩まで
そんな「上下関係を重視する場」に
どっぷり浸かっています。

ランチのときも
打ち合わせに向かう電車の中でも
残業中も帰りの電車の中でも

お風呂でも、夢の中でも。

それが苦痛だというわけじゃなく
男というのは
「場」に馴染んでいれば
それなりに安心できる生き物なので

ま~そんなもんだし
ってなものです。
何も考えなくていいから
楽といえば楽です。 

ただし
あまりにもずっと
上下関係の緊張感の中にいると

やっぱり窮屈に感じて
のびのび自分らしく
したくなるようです。

人間だもの。
ね。

それで
同僚と飲みに行ったり
学生時代の友達と出かけたり
仕事とは関係ない趣味の場へ顔を出したり
Facebookで「いいね!」を押したり
するわけです。

上下関係から逃れるための
ささやかな息抜きとして。
 




連絡を待って
会える日を信じて
自爆して問い詰めたいのを
じっとこらえてる彼女にしてみれば

そんな時間があるのなら
人の投稿に「いいね!」ができるなら
 
なぜまず私に連絡しないの!?って

腹が立つし
虚しいし悲しいし。

彼にとって自分が
それほどまでにちっぽけな存在なら

もう手放したほうがいいんじゃないか
身を引くべきじゃないかって

そんな風に思えてきます。

けなげに待ってた結果が
これなんてって

泣けてきます。




仕事ばっかりしてる彼が
なぜ彼女と会うのを
後回しにするかというと

つまり彼は
彼女との上下関係が
わからないんです。

気持ちがないとか冷めたとか
ないがしろにしてるとか
優先順位が低いとか
そういうことではなく

わ か ら な い

んです。 どういうスタンスで接したらいいのか。




ずーーーっと
「上下関係のある場」に浸りきって
首までどっぷりの彼は

思考も感情も関係なく

ただ
「お客様は上」
「部下は下」
「上司は上」
「下請けは下」
って
無意識に自動的に判断して
接しています。

コミュニケーションも
それを前提に、自動的に取っています。

敬語を使うかどうかとか
「お世話になってます」と書くかどうか、
打ち合わせで座るのは上座か下座か、
相手より先に座っていいかどうかとか。

「企業戦士」ってやつです。

戦士というのは
きっちり訓練されているんです。
考えなくても手足が動くように。
命令には絶対に従うように。

ふだんの会話や雑談中でさえ
上下関係によって成り立っている、
ということも少なくありません。

上司が話し始めたら
ハイ、ハイと最後までちゃんと聞く。
上司から質問されたら
それには答える。

自分と部下とだったら
自分から話しかける。

「家どのへんなの?」なんて
上司には聞けないけど
部下には聞くとか。

目の前の相手が
どんな人間かとか
自分が好むか好まないかとか
そんなことは全然関係なくて

挨拶する前から
その人との上下関係は
およそ決まっています。

会社とか職場というのは
そういうところ。




そんな彼が
久しぶりに時間ができたとき

彼女に対して
どう接したらいいのか
わからなくなってる

ということはあります。

なんでわかんないの?(怒)
なんでわかんないの?(笑)

って
女からしたら
摩訶不思議なことなのですが

しかし
そうなのです。
そういうものなのです。

地位とか役職とか会社名とか
「上下関係の場」に
感応しすぎていた彼は
すぐには切り替えられない。

男は切り替えに時間がかかるから。
でも忙しい彼には
切り替えるほど時間はないから。

同僚や仲間は
会えばすぐに「場」ができます。
集まるだけでいつもの「場」になります。
そこに馴染めばいいだけで
上下関係から解放されるから
とっても楽なのです。

でも久しぶりに
コミュニケーションをとる彼女だと
なんか勝手がちがう。
 
地位も役職も所属もわからない
「カノジョ」という存在に対して

自分は
どんな立ち位置で接するべきなのか。
どんな距離感で接していたのか。

わからなくなってしまいます。

さらに
仕事をバリバリ頑張る男は
「交際において男らしくリードすべき」
という考えに
勝手に縛られていたりもして

もともと不器用なのだし
仕事ばっかりしてたんだし
上手にリードできもしないのに
自分で自分の首をしめて


オレはどうすべきなんだ…
どう接するべきだったっけ……
………?????
…………(思考停止)…………。

いろいろ考えすぎて
でも考える時間はそれほどなくて
考えてもよくわからなくて

身動きができなくなってしまいます。



こういう彼には
「彼の出方を待つ」とかしてると
ずーっと待ちぼうけ
ということもありえます。

そしてそのとき
たまたま彼女の側にも
自信のなさや不安感があると

身動きとれない彼と
身動きとれない彼女とで

両すくみ

になってしまって
どうしようもない膠着状態に
なってしまうこともあります。

それが
音信不通という形で
表れてくるということも。




だから
仕事ばっかりして
「上下関係の場」に
長く浸りすぎていた彼には

あまり受け身で待たずに

彼女の方から
少し働きかけるということも
大事です。

彼からの連絡を
待ってばかりじゃなく
適度な間隔で
こちらから連絡するとか。

彼が自分の事情を話しやすいように
話を振ってみるとか。

もちろん
リードしすぎたら
男らしく在りたい彼のプライドが
粉々に砕け散ってしまうので要注意。
(面倒だけど仕方ない)

付き合いってこんな感じだよ~
二人の関係ってこんなだよ~
って

中学生のときに踊った
フォークダンスみたいに

そっと手をとって
楽しく優しくさりげなく
そして根気よく

上手にリードできると

いいんじゃないかなと思います。
 


にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

男の感情は
「空間に感応する」のだそうです。
一般的に。

視覚を優先させ
空間認識に優れている男は

女よりも
その場の状況に緊張しやすく
空間の調和を乱されることを
とても嫌うのだそうです。



たとえば
多くの男性は
スーツにネクタイで仕事をします。
そのことに疑問は感じません。

会社という空間には
その服装が最もふさわしいのだ、
ということで納得しています。

クールビズになったら
ノーネクタイノージャケット、と
お達しがでればそれに従います。

ラフな服装の職場なら
それにふさわしい服装をします。
わざわざかっちりスーツで
出勤したりはしません。

自分の意志がないとか
長いものに巻かれてるとか
そういうことでは決してなく

男は
「空間を乱さない」ということを
とてもとても大切にしているのです。

だから
重大な会議のときに
コンパに行くような格好の女性がいると
そそられるどころか嫌がります。
「会議という空間を乱してる」と
イライラするのだそうです。

もちろんそれが
クライアントやお客さんであるなら
「そんなものだ」と思えるのですが

同じ空間を共有する営業チームの仲間が
カラフルなスカートをヒラヒラさせてるのは
嫌なのです。




こういう話になると
原始時代にすぐタイムスリップするのですが

家族を食べさせるために狩りに出かけ
マンモスを倒さなければいけない男たちは

ほかごとに気が散ったら困るのです。

獲物から目を逸らさずに
猛然と走っていくその途中で
目のはしに
何かヒラヒラしたものが映ったら

気になって仕方がない。

だってそれは
彼を狙うサーベルタイガーの牙が
キラリと光ったのかもしれないし

同じ獲物を横取りしようとしてる
別の集団の人影かもしれないし。

彼らが生きる荒野は弱肉強食の世界。

男が「空間に感応する」というのは
そういうところからきてるようです。




空間に感応する男たちは

空間から空間へ移動することで
頭を切り換えます。

会社と家と、遊ぶところ。

電車や車で移動しながら
同時に頭も切り換えるのです。

家には妻が、
会社には同僚が、
さらに夜のお店にはキャバ嬢やホステスさんが
…という風に

空間ごとにふさわしい相手がいるのが
男性にとっては普通のこと。

状況に緊張しやすい男性も
それだとリラックスしていられる
というわけです。




そんな男にとっては
「ある空間に
 別の空間の人が存在する」と
混乱するのだそうです。

職場という空間で
スーツを着て
上司や同僚に囲まれて
バリバリ仕事に集中してるそのときに

ピロリロリ〜ン♪

と彼女からメールがきたら
混乱するんです。

仕事関係の人間しかいないはずの空間に
「彼女」という存在がチラつくと

「♢◑☆※▶◆☖♨◎#♣▷§♤♯……?」

思考回路がショートします。

男らしい性質が濃い彼ほど
つまり
空間に感応しやすく
一つのことに思いきり集中する彼ほど
混乱します。



仕事をしながら
干してきた洗濯物のことや
晩ご飯のメニューのことや
夏休みの旅行のことや
彼のことを
あれこれ考える女からすると

「なんでそんなことで混乱するの?」
と思いますが
そんなこと言ったって
混乱するものはする。
仕方ない。

その空間が
しかるべき状態で整っている

ということはそれだけ
彼にとってすごく大事なことなのです。




空間から空間へ移動するとき、
頭の切り替えも一緒にするわけですが

そのときに
メールの返信をしやすいかというと

そうでもありません。
困ったことにこれがまた。

左右の脳をつなぐ「脳梁」という橋が
女性よりも細い男性は
頭の切り替えにも
とても時間がかかります。

その切り替えの最中、
頭の中はまっしろです。

ぼー。
ボーッ。

注意して少し見回すと
電車の中はそんな男性でいっぱい。

小さな男の子を観察してても
そういう場面がよくあります。

目は開いてるのに
白昼夢でも見てるような顔で
思考は完全にストップ…
ということが本当にあるのです。
男には。





仕事が忙しい彼や
切り替えが不器用な彼、
言葉足らずで口下手な彼は
たぶん
「空間に感応しやすい男」でもあります。

メールしても返信がないのは
彼がいるその空間では
「彼女とのやりとり♡」が
まったくそぐわないものだからです。

それに気をとられていたら
マンモスにやられてしまう。

だから
シャットアウト。

深い意味はありません。
左右の脳をつなぐ橋が細いだけ。
まずマンモスを倒したいだけ。



嫌われたんじゃないか
冷めてしまったんじゃないか
忘れられるんじゃないかと

「仕事をする空間」にいる彼に
メールやLINEをしすぎたら

彼の中にアラームが鳴ります。
「空間を乱す相手だ!」って。

そうして危険認定されてしまうと
どんな内容を送っても
読む前にシャットアウトされる、
なんてことも
あるかもしれません。



そうならないように
もし今そういう状態でも

まずは
彼の空間が落ち着きを取り戻すのを
静かにそっと見守って

彼が集中力を取り戻すのを
黙って待ってあげて

整ったかな〜と思った頃に
騒がしくないような連絡をしてみる。

彼の空間を乱さずに
彼が混乱して
だわわわわわー!ってならないように。

仕事中の彼になら
「おつかれさまです」って
カタイ口調でもいいかもしれません。

そうこうしてるうちに少しずつ
彼も慣れていくはずです。
彼女との連絡に。



そんなことまで
気づかわなきゃいけないなんて
もーメンドクサイ!
って思うかもしれないけれど

それも愛。

やれやれ仕方ないなぁって
優しい気持ちで理解できたらいいなと

そんな風に思います。


自分が欲しいと思うものは
どんなことをしても手に入れたい。

誰がなんと言おうとも
そんなもの何になると笑われても
なくても生きていけるさと助言されても
もっと大切なものがあると説かれても

どうしたって
欲しいものは欲しい。

あきらめろと言われても
そう簡単にあきらめられないし

あきらめなければと思えば
心が引きちぎられそうに痛いし
胸が張り裂けそうに苦しくなる。

手に入らないのなら
それがないまま生きてくのなら
この人生は
ほとんど無意味なものに思える。

虚しくて灰色の。

だから
本当の本当に無理だとわかるまで
なんとかして手に入れようとする。

なぜそんなにも求めるのか
自分でもわからない。

だけど欲しくてたまらない。

ときには強迫的に
本能に突き動かされるように

どうしようもなく追い求める。
渇望する。

その「何か」を
追い求めるプロセスが人生なのだ
とも思える。

欲しいものを欲しいと
強く求める気持ち

それは
男でも女でも変わりない。




ただし
男と女では
求めるものが全く違う

男は仕事、
女は恋愛。

男は成し遂げること、
女は結ばれ繋がること。

「仕事で会えないなんて愛情がない」
と女は決めつけるし

「仕事を理解しないなんて愛情がない」
と男は失望する。

それで
いろいろすれ違う。

お互いに
相手が自分に合わせるべきだと
譲らない。
身勝手になる。
自分中心になる。
利己的になる。

欲しいものを欲しいと思う
その気持ちは
ほとんどそっくり同じなのに

欲しいものが手に入らないときの
どうしようもない不安や苦しみや
自分という存在が
ほとんど無価値なものに思える、
足元から崩れるような恐れは
痛いほど知っているはずなのに

相手のその気持ちに
思いが至らないのはなぜだろう?






「愛されてないかも」
と彼女が不安になったときの
ざわつくようなあの胸騒ぎを

「結果を出せないかも」
と自信がなくなったときに
彼は感じている。

恋も仕事も
失ったって替わりはある。
それはたしかにそうだけど

新しい出会いを探すことと
転職活動をすることは
その人の人生にとって
どちらが重く深刻なことか

たとえば
人生の敗北者だと
烙印を押されるのは
失恋したときか
失業したときか

少し想像してみれば

おそらくは
男が抱える不安のほうが切実で
飲み込まれそうな恐怖心と戦っている。
…ような気がしてくる。




女だって
身ごもって産み育てるときには
それこそ替えのきかない
大きな大きな仕事を果たすわけで

そのぶん女は
何かを免除されていると
心理的に潜在的に、本能で知っている。
…のかもしれない。




それぞれの関係の中で

だから彼に合わせるべきとか
だから辛抱して待つべきとか
男を立てろとか
女は三歩下がってとか

そういうことでは
決してないのだけれど。




「男にとって仕事とは何か」ということ、
 
その重みや責任を
実感として理解することはできなくても

愛されてないかもしれないと感じて
締め付けられるような不安で
泣きながら眠り
目覚めれば絶望してまた泣くような
苦しい日々を送ったことが
一度でもあるのなら

彼が仕事で失敗したとき
自分の将来に自信を失ったときの

動揺する気持ち、
そのどうしようもなさを
想像してみることはできるのではないか。

彼が求めるものを理解はできなくても
「手に入らない」と感じたときの不安感には
共感できるんじゃないか。

そこにはまず
理解しようと思う気持ち、
想像力という名の愛情がなければ
はじまらないのだけど。





そして多くの男は
その不安をひとりきりで抱え込む。

友達に相談しないし
ネットに書き込んだりしないし
ツイッターでつぶやいたりもしない。

あの恐怖を
誰にも打ち明けずに抱え込むことは
不安が現実になることよりも
もしかしたら恐ろしいこと。


 

上司やクライアントから
罵倒され頭を下げてるときも

今日中に終わらせなければと
焦りばかりで進まない残業中も

くたびれ切ってネクタイをゆるめ
溜息をつく帰りの満員電車でも

連絡を先のばしにした彼女から
様子伺いのLINEが届いてるそのときも

彼は
追われるように
襲いかかられるように 
今にも飲み込まれてしまいそうに
なっているのかもしれない。

このまま
世界が終わってしまうような
あのどうしようもない不安に。

 

にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ 

仕事を頑張って
頑張るほどに忙しくなって
手抜きできなくて
ズルしたりごまかしたりできなくて
成果は絶対に残したくて
その仕事で認められたくて
一人前になりたくて
だから
彼女に連絡したり
会う約束をしたりできない

という彼がいたとして

その彼が
「彼女に愛情がない」
というわけではない

と思います。




仕事を頑張るということ
激務に全てを捧げるということは
どういうことかといえば

もちろん
彼自身の自己実現のためであるし
地位やお金を得たいという
欲やエゴのためであることは
否定しませんが

でもそこに
ちゃんと愛情もあります。

ひとりの社会人として
仕事をきっちりこなすということ
会社に貢献するということ
取引先を儲けさせるということ

それだって立派な愛情です。
じゅうぶんすぎるほどの。

つまり
経済を支えるということ
会社や自分自身が
税金をより多く納めるということは

彼女の誕生日に
仕事を放り出して駆けつけることと
同じくらいか
もしかしたらそれ以上の

強く大きな愛情です。





みんながみんな
個人的な愛情を優先させたら
どうなってしまうでしょう。

たとえばフランス人は
残業なんてしないで
とっとと退社して花を買って帰り
妻とディナーに出かけることを
最優先にしているように見えます。

でも
フランスというのは
手厚く保護された自由主義経済と
農業に多くを支えられた国で
休まずに働くフランス人もいるし
頻繁な公務員のストのおかげで
いろいろなことが滞り
非常に不便の多い国です。

残業しないで早く帰ることで
手に入れた時間は

郵便局での長い長い行列を
ひたすら待つために使ったり
公共交通が使えずに
歩くために使ったりも
するわけです。

女性がひとりで
歩いてはいけない路地も
アクセサリーはすべて外して
乗らなければいけない
危険な地下鉄の路線も
たくさんあります。





郵便をポストに投函すれば
きちんと宛先に届く。
宅急便は翌日に時間指定で届く。
ネットで買い物をすれば
組み立てに来てくれる。

地下鉄はほぼ定刻で動く。
災害時のパニックは少ない。

コンビニは24時間。
初売りは元旦から。

電気製品も車も住宅も
きちんと作られてる。

夜間や休日診療も
当番医制度も
医療保険や義務教育の制度も
失業率の低さも
生活水準の高さも
治安の良さも

世界有数の
長寿国家であることも

はたらく人たちが
いてくれてこそのこと。

勤勉で実直で誠実で
手抜きをせず約束を守り
責任感の強い
彼たちがいてくれてこそのこと。



そこに
愛情がないわけがない。



もしも今
忙しい彼となかなか会えなくても

彼の大きな愛情に包まれてることに
気づくことができたら

寂しさは少し減らせます。




そして
彼の愛情を感じたよと
素直に表現することができたら

ちゃんと受け取ったよと
彼に伝えることができたら

愛情が循環しはじめます。




誰だって
生きているかぎりは
愛情を与えたいし
愛されたい。

ただ
愛情の形は人それぞれということ。
表現の仕方も人それぞれ。

ならば
彼の愛情はどんな形をしてるのか。

自分の愛情は
どんな風に表現できているのか。

受け取ったら受け取っただけ
返せているかどうか。
伝えられているかどうか。 

愛情を
循環させられてるかどうか。

停滞しているのならそれは
自分が
せき止めているせいかもしれません。
気づけていないだけかもしれません。




彼の愛情を
理解しなければいけない、
そうしなければいけない、
ということではなく

自然に感じて
自然に伝えることができたら

二人のあいだの空気が
少し変わるんじゃないかと

そんな風に思います。




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

〈日本人は先に帰るという行為に馴染めない〉

受験でもなんでもそうですけど、
「最後まで粘ったもん勝ち」みたいな。

しかも、戦わなきゃいけない世界で、
なかなか先に帰る行為っていうのは、
ものすごく僕らにとっては
馴染んでいないっていうか。

しかも後半になるにつれて、
いろんなものが盛り上がってきたりも
するじゃないですか。

ひとつは、
僕らの特性にあると思うんで。
前倒ししたら、長くなるのは
仕方ないと思うんですよ。



これ、わかるなぁと思って
読んでいました。

残業を減らすために
朝早く出勤して夕方早めに退社する
「ゆう活」。

「退社時間を1〜2時間前倒しすれば
 その時間を
 家族や友人と過ごす時間に
 当てることができる」
という目的だそうですが

忙しい彼を待つ女性にとっては
「その時間、私にくれるかな♡」
と期待したいところ。

でも
そう単純にはいかないよ、
というのが冒頭の意見。



日本人は「朝7時出社」と言われれば
きっちり、絶対出社する。
遅刻はしない国民性だから。

だからといって
時間にきっちりしてるわけじゃない、
とこの方は指摘しています。

多分7時になったら
絶対行くと思うんです。7時に。
なぜかって言うと、それは、
時間にきっちりしているから
っていうよりも、

これ、
よく言われると思うんですけど

日本人の特性で我々は
「遅れない そして 終われない」
っていう。

だから、
遅刻はしないんですけど、
決まった時間に
終わることもできないんだから

実は、
時間にきっちりしているんじゃなくて
フロントきっちりで、
リアがルーズなんですよ。



そうなんですよね。
早く帰れないんです、私たち。
彼たち。 

働き過ぎの人たちが
余暇を楽しむための
時間を作れないのは
 
始まる時間が遅いからじゃなく
仕事を切り上げることが
できないから。

そもそも
忙しくて連絡もろくすっぽできず
デートがままならない彼というのは
 
「自分だけ先に帰れない」
 
という人だと思います。

上司や同僚やクライアントが
まだまだ残業していたら
とてもじゃないけど
自分だけ先に帰るなんて、

絶対できないんです。

 

それは
まじめさや勤勉さでもあるだろうし
協調性や忠誠心でもあるだろうし

それより何より
「負けたくない」という思いも
強くあるだろうと思います。

冒頭の意見にもあるように

戦わなきゃいけない世界で、
なかなか先に帰る行為っていうのは
ものすごく僕らにとっては
馴染んでいないっていうか。

「戦わなきゃいけない世界」
なんです。

日本人の、
多くの忙しい彼たちにとって
仕事とは、職場とは、

戦場です。

戦いを途中で放り出して
「お先に〜」なんて、
できるわけない。

まして
「デートなんで〜」なんて。

だから会えない。
だから次の約束ができない。
約束ができないから
連絡もできない。





どんなに忙しくても
他の人が残業していようとも
上司が嫌味な目で見ようとも
「お先に〜」って切り上げて
自分の時間を楽しめる人も、
もちろんいます。

そういう人は
「ゆう活」なんて利用しなくても
そもそも夕方に帰れるんです。

要領がいいし器用だし
集団より自分を尊重できるし
だから
彼女にもマメにできる。

会議中でもちょちょっとLINEしたり
残業中に電話したり

「外回りのあと直帰」と報告して
彼女と会う時間を作ったりも、できる。





忙しい彼から連絡がなくなって
本当に仕事なのか
冷めたんじゃないのかって
不安になったら

自分の彼は
はたしてどちらのタイプなのか
ちょっと考えてみてください。

たとえば自分だったら
周りがヒーヒー言ってるときに
「お先でーす♪」って
帰れるかどうか
ちょっと考えてみてください。

そうそうなかなか、
マイペースって難しいものです。
 
日本人は。
日本社会では。
日本の企業では。





付き合ってしばらくは
彼だってマメだったのに
ということも
あるかもしれません。

だとしたら
彼は相当無理をしてたのかも。

彼女にマメにしてたぶんだけ
業績が落ちたかも。
上司に目をつけられたかも。
同期に出し抜かれちゃったかも。

付き合った頃とは
会社の事情が変わったかも。

病欠した誰かの
穴埋めをしてるのかも。

彼は
言い訳なんてカッコ悪い
と思っているのかも。

恋愛にうつつを抜かしたから
しばらくは仕事だ!と
あえて自分を戒めているかも。





世界は
自分と彼の二人だけで
成り立っているわけじゃない
ということ。

そして
彼だけの性質じゃなく

はたらく日本人の多くが
「仕事を終われない」という
性質を持っているということ。





それでも
どうしても寂しいなら

要領のいいタイプの男性を
探してもいいかもしれません。
恋人との時間を
ちゃんと作ってくれる人。





それでもやっぱり
彼がいいと思うなら

応援してあげましょう。
少し待っててあげましょう。

寂しいなと思ってるそのときも
「戦わなきゃいけない世界」で
時には心が折れそうになりながら
それでも
必死で全力でがむしゃらに
 
あなたの彼は戦っています。



にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ

昨日の記事

男女の脳の違いについて
書いたのですが

同じ研究からわかったことで
もうひとつ
とても重要な違いがあります。




女性の脳構造が
「人の感情を読み取ることに優れている」
のに対して

男性の脳構造は
「人の表情や感情を読み取ることが苦手」
です。




研究では

「女性はほとんど直感的に
 相手の感情をずばり言い当てた」

のに対して

「男性はよく考えたにも関わらず
 ハズレが多く、
 特に怖れや悲しみの感情について
 読み取ることが苦手」

なのだそうです。



おもしろいのは
人の気持ちを読み取ろうとしているとき、 

「男性は女性に比べて
 脳の機能を2倍も使っている」

ということ。

つまり男性の方が
相手の気持ちを読み取ろうと
一生懸命、考えているのに
ハズレが多いということなんです。 

なんだか少し
かわいそうですね。

しかも
「怒りや悲しみ」という
相手がより察してほしい感情に限って
読み取りが苦手だっていうんだから

かわいそうを通り越して
ちょっと滑稽にも思えます。




さらに
「男性は感情を表す言葉が苦手」
だということも踏まえれば

より男っぽくて
仕事には一点集中型で
ひたむきに取り組む彼にとって

「彼女に他愛もない連絡をする」
「連絡して彼女のご機嫌をとる」
「連絡で彼女に愛情表現する」
ということが

いかに労力を使うことか
ということが
想像できる気がしてきます。



女性の2倍の脳機能を使っても
彼女の気持ちがわからない。
彼女の寂しさも不安もわからない。
わかったと思ってもハズレばかり。

気持ちを察することも
言葉で愛情を伝えることも
彼にはできません。

私たち女が
呼吸するように
自然に当たり前にやっていることが
 
彼にはできません。

一点集中型の人が
全力で考えるのだから
 
くたびれるし
疲れ果てるし
仕事に支障をきたすし
なのに全然見当ちがいだし

「俺もうダメだ……」って

ぺちゃんこに潰れて
穴にこもってしまいます。




連絡が来ないとか
音信不通とか
忙しくて会ってくれないとか
そういうとき

「彼はどう思ってるの?」って
彼の気持ちが
どうしても知りたくなるものだけど

それで
誰かに相談したり
ネット検索したりするけれど

その不安や苦しさも
よくよくわかるけれど

でも
 
脳の構造が違うんだということを
まずは理解してみましょう。




たとえば女の私たちが

ジャングルジムのような
立体的な遊具の上を
男子みたいに
ひょいひょい走って移動するとか

遠くの的にボールを当てるとか
工作をテキパキ組み立てるとか
図面を見ただけで建物をイメージするとか
 
そういうことが苦手なように

彼にだって
苦手なことはある。

頑張ろうと思っても
どうしてもどうしても
できないことはある。

それができないからといって
愛情を疑われたり
信頼できない男だと
決めつけられたとしても

「なんでわかってくれないの?」
と大切な彼女に
泣かれたとしても

彼としてはどうしようもない。

全力で
せいいっぱい考えて
脳の機能を2倍使っても
できないことはできない。

ただ
くたびれ果てるだけ。
自己否定に陥るだけ。 

ジャングルジムの上を
走ることが愛情だと言われても
ほとんどの女性には 
どうしてもできないように。





この脳の研究からわかるのは
「彼はいつだって全力」
ということ。

 

仕事が忙しくて連絡が来ないときは
「彼は全力で仕事してるんだな」

簡単な返信に時間がかかるのは
「彼は全力でメールを打ってるんだな」

食事中に話を聞いてくれないのは
「彼は全力で食べてるんだな」

なかなか会う時間が作れないのは
「全力で会おうとしてるんだな」

飲み会だと連絡が来ないのは
「全力で飲んでるんだな」

って思ってみて。
 
連絡もろくによこさない彼が
きっと今までより
愛おしく思えてきます。




そして
とにかくこれだけは覚えとく

「彼はいつだって全力」。



にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛アドバイスへ 

このページのトップヘ