彼か自分か
どちらか
となったときには

それはもう迷いなく
「自分」です。

どんなことでも。
どんなときでも。





人格とか人間性とか
存在そのもに関わるような
決定的なことにズレがあって

彼の考えを尊重するか
自分の考えを尊重するか

となったときには
自分です。

たとえば
結婚したら妻は仕事を辞めるべきだ
と考える彼に対して
自分はキャリアを手放したくない
と思っているようなとき。

自分はどうしても譲れないというなら
それは「信念」といってもいいことなのだから

自分の考えを
まず尊重すること。

だからといって
すぐにお別れを決めるとか
そういうことではないし

だからといって
彼が考え方を変えるべきだと
強要することはできないけれども

「これは私にとって
 どうしても譲れないことなのだ」と
堂々と伝えることは、とても大切です。

そのうえで
「だけどあなたは良く思わないのね」と
彼の考えも尊重すること。

先に
彼の考えを尊重してしまうと
自分の信念を
折ることになってしまいます。

その場は丸くおさまるし
別れの危機はとりあえず
回避できるかもしれないけれど

そのかわり
自分がずっと苦しい。

自分が自分であることの誇りを捨てて
自分の信念を手放して
ずっと苦しい思いをしてまで

そこまで大事なものって
何だったのだろうと

ある日ふと疑問や後悔が生まれます。

一度きりの
自分の人生なのだから
そんな思いはできればしたくない。

だから
自分を尊重すること。

もちろん
そこまでの信念でもないし
自分が変わればいいのだと思えるなら
それに越したことはありません。






たとえば
ふたりの関係がこじれてしまって

どちらかが
少しだけ歩み寄れば
なんとかなるのではないか、というとき

どちらかが
相手の状況や心境に
共感や理解を示すことができれば
心が近づくのではないか、というとき

その最初の一歩を踏み出すのは
彼なのか自分なのか
どちらなのか

そのときも
自分から、です。

だからといって
何もかも自分が引き受けるのだとか
女ばかりが損しているとか
自分さえ耐えればとか
そういうことではないけれども

「忙しくて返信する気力もなかったんだね」と
彼の状況やストレスの具合を
理解しようと歩み寄ることが
ふたたび心を通じ合わせるために、大切なことです。

そのうえで
「返信がないから少し寂しかったよ」と
自分の状況を相手に伝えてみてもいい。

先に彼が歩み寄るべきだ、と
頑固に決めつけてしまうと

相手もいっそう頑なな態度になるし
自分にも意地があって

そのまま心が離れてしまう、
ということもあります。

大切な関係を失ってしまってから
つまらないことで意地を張ったと
後悔するのはもったいない。

せっかく出会えた人なのだから
自分から歩み寄ること。

もちろん
そこまでして続けたい関係ではないし
自分から歩み寄ることに
強い抵抗があるのなら
そこまですることはありません。




こんな状況でいったい
彼はどういうつもりなんだろうと
そう思う前に

自分はなぜ
こんな状況に耐えてしまうんだろうと
考えてみる。




彼が自分を必要としてくれるのか
ではなく
自分にとって彼は必要な人かどうか
ということ。

彼に変わってほしいと
期待するのではなく
自分が変われることを
期待すること。

彼が信頼できないのではなく
自分に自信がないのだと
知ること。

彼が不安にさせるのではなく
自分が不安になっているのだと
気づくこと。

いつ振られるかと
ビクビクして過ごすのではなく
いつ踏ん切りをつけようかと
自分で決断すること。

彼を思いやるなら
それ以上に自分を思いやること。

彼に愛してほしいではなく
自分から愛そうとすること。

彼を幸せにするなら
まず先に自分が幸せになること。

彼に幸せにしてもらいたいなら
まず先に自分が幸せにすること。




彼か自分か
どちらか
となったときは

「自分」を選ぶこと。

良いことも悪いことも
変えないことも変わることも
愛することも手放すことも

どんなときも
「自分」を選ぶこと。

いつも迷いなく
そうありたいけれど
迷ってしまうことだって
もちろんある。

それでも
だからこそ
ひとつひとつ丁寧に

できるだけ
「自分」を選ぶ自分でいられればと

そういう風に思います。


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