「忙しいとは言ってたけど連絡がなくなるなんて…」
「そっとしておいてって言うけどいつまで…?」

数日待ってみて
こちらから何気ないLINEをしても
既読になったきり返事ないし
メールしてみても返信がない。

「私のこと嫌いになったのかな?」
「もしかしてフェードアウト?」
「私から別れを告げるのを待ってる?」

一体何が起きてるのかわからなくて
それさえわかれば
どうしようか決められるのに

だけど答えは彼にしかわからない。
だってそもそも連絡が取れないし
無理に連絡して問い詰める勇気もない。

あと1週間、2週間待ってみよう
でも今だって苦しい…
そんなに耐えられるかな…


というとき
少しだけ楽になるかもしれない、
心の持ちようを書いてみようと思います。


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男は空間の中を生きる生き物です。
小さな男の子の頃から
レゴや積み木で世界を作り
プラレールを部屋いっぱいに敷き詰め
クッションや段ボールで砦を築きます。
鬼ごっこや陣地とりも大好き。

男性脳は「空間把握」にとても優れているのです。

あなたの彼の頭の中には
「なわばり図」のようなものがあります。
戦国武将が使う勢力分布図のような、
地図のようなものを想像してみてください。

思春期を終えて社会人になり、
彼のなわばり図は作り始めたばかり。

これからいろんな経験をして
たくさんのポイントや勢力を書き込んでいきます。

陥落したポイントは、もちろん仕事の成果。
味方の分布図は、同僚や友人や趣味の仲間。

まだ何も書き込まれてない
まっさらな余白もたっぷりです。
それは彼にとって未開の地、
これから取り組むべき課題です。

そしてなわばり図にはもちろん、
自分の拠点となる城もあります。
そこにはハートマークで印がしてあって
お姫さまがいるんです。
つまり、大好きな彼女。


さて、付き合って3ヵ月くらいのあいだ、
姫に夢中になりすぎていたせいで
彼のなわばり図はだらしないものになってしまいました。

(あれ?なんかおかしいな?)
あるとき彼は気がつきます。

だって彼女とラブラブしてるあいだに
四方八方から責められて
広げたはずの陣地は狭くなってるし
陥落したはずのポイントも危うい。

(ヤバイ、なんとかしなくちゃ。)
彼は仕事に戻ろうと決めます。

少しのあいだ、
姫がいるお城も気にしつつ
なわばりの中を駆け回る彼。

ヘトヘトだけど、
彼にとっては命と同じくらい大切な
人生のなわばり図。
放っておけるわけがありません。

(ちょっと姫には待っててもらおう)
彼は心の中でだけ、勝手に決めます。

たいていの場合、
姫にきちんとわけを話さないまま
彼は仕事にどっぷりと戻ります。

姫をひとり残した城は留守にして
なわばり図に集中。
味方の同僚や友達とは一緒に過ごします。

このときにあらかじめ言ってくれれば
姫だってちゃんと待てるんですが
彼はそんなことしません。
男ってそういうこと、言わないんですよね。

そしてやるときは「一点集中」。
仕事に夢中なときは彼女のことは忘れます。
ひとつずつ問題を解決して
最後にゆっくり、城に戻ろうと決めています。

だけど城ではお姫さまが
「まだかしら?彼はどうしたの?」と
そわそわ不安になっています。

城に帰ってきてなくたって
彼にはもちろん伝わっちゃうんです。
だって彼の城だから。

仕事もまだ中途半端なのに
姫の機嫌まで取れないし…
あ〜もう集中できない!

一点集中型の男、
ひとつが気になると
ひとるがおろそかになるんです。

これではますます
彼が仕事から恋愛に戻ってくるのが
遅れてしまいますよね。


だからあともう少しだけ、
そっとしておいてあげましょう。

声を殺して泣いて
涙で枕をぐっしょり濡らすのじゃなく
連絡したいのを必死で堪えて
ストレスで胃がいたくなるのじゃなく

彼のお城で
楽しく幸せに過ごして待ちましょう。

お友達とおしゃべりしたり
かわいいものや綺麗なものに触れたり
おいしいものを食べたり
オシャレを楽しんだり。

「なんとか連絡取らないと忘れられちゃう!」
と焦らなくても大丈夫。

楽しく待っていれば
それだって彼にちゃんと伝わります。
感覚的にわかるんです。
だって男は空間を把握して生きる生き物。

お姫さまがいつも不安な顔をしていると
彼はだんだん疑問になってきます。
「この子、お姫さまじゃないのかな?」って。

「姫にしては落ち着きがない」
「僕の城では不満てこと?」
「もしかして、この女は自分の邪魔をする敵?
 城から追い出してしまえ!!」

あなたは彼が選んだ女性。
自信を持って余裕で待っていていいんです。

そしてなわばり図が整いはじめたら
彼はちゃんと
姫のようすを見に帰ってきます。

だってそこは彼のお城、
あなたは彼のお姫さまなんだから。



男が空間を生きるように
女は時間を生きる生き物です。

過去のこと、記念日、
未来のこと、付き合った二人の歴史。

今よりも
過去や未来の時間の中を
気持ちが行ったり来たりするんです。

だから女はなわばり図ではなく
「年表」を作りながら生きています。

最後に電話した日。
以前の連絡の頻度。
彼から返信がこなくなった日。

前はすぐに返信があったのに
このあいだは6時間後だった。
今日はもう半日以上たってる…

いつもいつも時間や頻度を気にしています。

でもそんなこと、
彼には関係ないんです。
彼のなわばり図には関係のないこと。

だって地図には年表を書き込めないんです。

年表を作るのは女だけ。
男の頭の中には
ただ果てしなく広がる空間があって
そこにいろんなものが存在している。
水平線と地平線が見えるだけ。
過去も未来もなく「今」があるだけ。



彼が城を留守にして
必死でなわばり図を整えているあいだ
あなたがやれることは
二人の物語を紡ぐこと。

二人で持ち寄った空間と時間を
横糸と縦糸にして織っていけば
二人だけのタペストリーができあがります。

それを織るのは女の仕事。

忙しい彼が仕事から帰ってくるまで
お姫さまの気分で
ゆったりとリラックスして待ちましょう。

きっと彼はあなたの元に帰ってきます。
くたびれて傷ついて
でもちゃんと貢ぎ物を持って。

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