クリスマスに
好きな人と一緒に過ごせないと
悲しくなってしまうけれど

クリスマスは
恋人と過ごすための日ではなく

光を感じるための日。
長く暗い夜が明ける予感の日。

だから
お祝いをするのです。




クリスマスの祈りは
いつも変わらず、


傷つけ傷つき
時には赤い血を流す
ヒイラギのリースのように

はじまりも終わりもなく
つながって永遠に
愛が循環しますように。

長く続いた夜が終わるように
苦しい日々が明けるように。

凍えた心が
溶けはじめるように。

誰の上にも
光が射しますように。

希望の光は
外からもたらされるのではない、

もっとも闇が深まる夜の
その内側から生まれるのだと
ずっと
忘れないでいられるように。





悩める人にも
怒っている人にも
ひとりぼっちが寂しい人にも
うまく笑えない人にも
涙がこらえきれない人にも

仕事を頑張っている彼にも

どんな気持ちでいようとも
どんな人生を生きていようとも

立ち止まったまま
動けずにいても

このクリスマスの日からまた
季節が巡りはじめることに

おめでとう。

怖くて悲しくて
知りたくなくて見たくなくて
想像したくなくて 
ぎゅっと目を閉じたままでも
それでも
そんな人の上にも

このクリスマスの夜からまた
太陽の光が輝きはじめることに

おめでとう。





信じて
待って
愛して
ときどき迷って
疑って
泣いて
孤独で
やっぱり信じて
それでも待って
愛に飢えたり
愛に満ちたり
愛を求めたり
愛を与えたり

せいいっぱい過ごした一年に
心から
ありがとう。

そして
訪れてくれた新しい一年に
期待を込めて

この人生にようこそ。




今夜は
暗闇を嘆いて泣くのではなく

新しい光を迎え入れる
よろこびの夜。

しずかに心を澄ませて
内側から
新しい光が生まれるのを
感じられるように。

それが
聖なる夜。



クリスマスおめでとう。